漫画『ほめる技術』子供にもぜひ
- Dancing Shigeko
- 2023年9月26日
- 読了時間: 2分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は漫画『ほめる技術』を紹介します!
[基本情報]
協力:冨山真由
作画:つかさき有
編集:住友光樹、松本望
Design:森田千秋
DTP:徳本育民
著者:石田淳
発行人:蓮見清一
発行所:宝島社
出版年:2016年
ページ数:223ページ
[登場人物]
富川マユ
ヨガやトレッキングの時に知り合った人に話しかけて、困り事を聞き出し助言をする。
[内容]
富川はため息など困った様子の人(全員、松丸屋百貨店社員)を見かけては声をかけていた。声をかけられた人たちは職場での部下の育成で困り果てていた。褒めることで部下は変わるとアドバイスをしていくのだった。
[感想]
褒めることの効果を紹介する一冊。
・叱るより褒める
まずはマイナスの感情になるようなしかることよりも、プラスになれる褒める行為の方がいいと。褒めるのは鮮度が命。60秒以内に褒めると言うのは興味深い発見。
褒める内容が見つけられないと思う時は、じっくりその人の行動を振り返ってみてノートにメモを取ると言うのがいいと言うのも発見だろうか。
・それでいて叱り方も大切
行動を叱るのであって、心を叱るのではない。行動とはMORS(measurable, observable, reliable, specific)の法則に当てはめてみるのが良いのだと。
どのように直したらいいのかを具体的に伝えるなど、幾つもネタが転がっていたように思う。
叱る方の話の方がわかりやすいと思ってしまうのは、まだまだ褒めることに課題があることの裏返かもと反省にも繋がる。
・職場に限らず
部下の育成よりはどちらかというと子供が毎日同じことを繰り返すのをなんとかしたいと思って読んでみた。そして職場だけではなく子供に対しても通じる部分と感じる。
特にすぐに実践してみたいと思ったのは小さくできることを提案、スモールステップというものだろうか。それとできていることをメモしてみる、抽象的なフィードバックではなく、具体的な行動で伝えること。この辺りの三つを実践してみようと思った。
ただ褒めるのはどうも嘘くさくなりそうなのが難しい。
分かるだけではなくできるを目指したい内容の一冊だった。
読了日:2023年9月26日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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