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海外ドラマ『THE BLACKLIST/ブラックリスト シーズン2』第16話 エリザベスを守るために!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 エリザベスは罪に問われるのか。


 今回は海外ドラマ『THE BLACKLIST/ブラックリスト シーズン2』第16話を紹介します!


[内容]

#16 トム・キーン

 港湾保安官エイムズ殺害の非公開の聴衆で判事リチャードは判決を下そうとしていた。その当日、法廷に現れたのはトム・キーン。ドイツでレディントンがトムに交渉してきた結果、トムは法廷に現れて、自分がエイムズを殺害したと言う。

 判事はそれでもエリザベスを罪に問うと決断していたが、司法長官の代理がリチャードを説き伏せに来るのだった。


[感想]

 エリザベスの裁判に決着がつく1話。

・興奮のあまり倒れるハワード

 法廷で偽証してきたことをエリザベスに伝えるハワード。自分の信念に対する裏切りに、ハワードは、エリザベスを厳しく非難。もう認めないとまで言い放つ。上司から、見放される発言をされて、エリザベスはどれだけぐさっと刺さったか。そのダメージが大きくのしかかってくる前に、ハワードが倒れてしまうトラブル。エリザベスにしてみたら、何が起きているのか。

 いろんなことが一気に起こりすぎて混乱の渦ではないのか?


・全力でエリザベスを守る

 ハワードがエリザベスを非難しても、それでも彼女を守ることを優先。レディントンもエリザベスを守るためにドイツまで行って、トムを説得。トムもなんだかんだと法廷に現れて、全ては自分がやったこと。彼女を罪に一切問わないで欲しいと懇願している。

 しまいには連邦政府の司法長官までもが動く。皆、エリザベスを守るために行動しているのが見える。かなりの影響力。

 考えてみたらエリザベスはFBI2年目の若手。すっかり中心的な人物。彼女を守ることが、どれだけの国益になるのか。どれだけ大きな秘密を抱えているのか。フルクラムだけではないのか。皆、全てを犠牲にしてまでエリザベスを守ろうとする姿をみていると、一体どれだけのものを抱えているのか、と改めて考えさせられた。


・罪の意識は消えない

 無罪放免になったエリザベス。しかし被害にあったエイムズの娘のことが気がかりで学費の支援をしてあげている。その様子を見て、レディントンが、どんなに彼女のためと思って頑張っても、報われない。全ては自分のためにやっているのであって、その気持ちが晴れることはない、と断言している。

 その発言は、レディントンがエリザベスに対して費やしてきた時間・費用のことを言っているようにも思える。レディントンは彼女にどれだけ大きな罪悪感を抱えているのか。それが明らかになるのはいつの日のことなのだろうか。


 エリザベスの存在感がすべてを揺るがす一話だった。


 前回感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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