こんにちは、Dancing Shigekoです!
突っ込みたくなる展開。
今回は海外ドラマ『THE BLACKLIST/ブラックリスト』第9話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#9 アンズロ・ギャリック: 前編
レイモンドを狙っている人物がいる。そんな情報を聞いてレスターはドイツにいるレイモンドを連行しに行く。
レイモンドに事情を説明すると、それは罠だという。レイモンドをFBIの中枢に連れて行かせて、そこを襲撃するというものだという。
そしてアンズロ・ギャリックが率いる部隊が侵入してくるのだった…
[感想]
FBIが窮地に陥る一話。
<悪が悪を呼ぶ>
・レイモンド確保のために
今回はレイモンドに恨みを持つアンズロがレイモンドを狙ってくる一話。FBIの本部に連れて行かせて、そのタイミングで攻め込んでいく。
いくら用意周到だからって本部を攻め込まれたFBIが簡単に占拠されてはいけないように思う。トラックが一台堂々と正門から入って行って、荷物の搬入のような形で、兵隊たちが侵入を開始する。意表をつかれたからと言って、その後、あっという間に司令室にまで侵入を許してしまうのだから、少し警備が甘いのではないか、って思ってしまう。
それとも本部を攻め込むような人たちはいないという油断がこうした脆さに繋がるのか。こう言った本部襲撃系の展開を見る度、突っ込みたくなってしまう。それだけ上手だったと今回は思うようにしよう。
<悪にも血がある>
・レスターを守るレイモンド
レイモンドを個室に連れて行こうとしている時にレスターが敵の襲撃で太ももを撃たれる。そのまま放置しておけばいいところをレイモンドはレスターに肩をかして、一緒に個室へ行く。完全防弾となっているその部屋に入り込んで、急ぎレスターの応急処置をしている。血が足りなくなってきたと思ったら、自分の血を輸血し始める。そこまでしてレスターを助けようとしている。
その様子だけを見ているとレイモンドが実は凶悪犯だと言うのを忘れてしまいそうになる。と、同時にその行動に偽りがあるとしたら、どれだけ人の心は信じられないものなのか、という不信感にもつながりそう。
これだけするレイモンド、悪人ではなく、善人なのか。
<一般的なオフィスとは違う>
・複雑な構造のFBI
テロたちが襲撃してくるFBIの本部。その作りがごちゃごちゃしている。基本的に配管剥き出しの通路、どこがどのようにつながっているのか。通路が狭い感じで、さらに真っ直ぐではない感じの作り。この辺りは一応、万が一に備えた工夫ということなのだろうか。複雑に入り込ませることで、犯人の足を止めようという感じに見られる構造だった。
それなのに、あっさり破られているのだから。なんともお粗末なFBI。
エリザベスも捕まり、窮地をどう打開するのか、気になる1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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