こんにちは、Dancing Shigekoです!
エリザベスのプライベートはどうなる?
今回は海外ドラマ『THE BLACKLIST/ブラックリスト』第13話を紹介します!
[内容]
#13 サイプラス養子縁組事務所
エリザベスがトムと赤ちゃんのエコー映像を見て、母親になる気持ちが盛り上がっている時に、レッドから連絡。サイプラス養子縁組事務所が不当に赤ちゃんを斡旋していると言う。その実態の調査にFBIが乗り出す。
捜査を進めていくうちに、一人の女性がターゲットになっていることが発覚。彼女の身柄を確保に向かうが一足遅く、誰かに彼女が連れされてしまうところだった。その後、捜査を進めていくとガラテア産婦人科にたどり着くのだった。
[感想]
赤ちゃんの斡旋をする事務所を捜査する一話。
・養子を探す人たち
エリザベスとトムもそうなのだけれど、養子を探す人たちがいる。その多くはどうしても妊娠できないという問題を抱えている人たちなのだと思う。
子供が欲しくても恵まれない夫婦もいれば、子供がいてもうまくいっていない家庭もある。子供に恵まれない人たちにしてみたら、子供とうまくいないというのは理解し難いだろうし、逆に子供に恵まれない人の心境を理解するのも難しいのだろうと思う。
人によって抱えている悩みが異なるのを感じるテーマ。
子供が欲しい人たちにしてみたら、養子を探してくれる仲介人はかなりありがたい存在だろう。その人たちの要望を満たすための方法が悪な人たち。養子にする赤ちゃんをどこぞからか盗んできている疑惑。実際は、もっと違った方法で、いずれにしても女性の人権を無視した形で赤ちゃんを斡旋する人たち。ひどいことを考えつく人がいるものだ。
・レッドに目をつけられた人たち
レッドがマレクを拘束している。そして郵便局の襲撃の手引きをしたのは誰かと追及している。自分は指示を受け取っただけだと答えるマレク。その彼女に、情報を取ってくるように指示。
弱みを見つけたらとことん利用する。レッドらしいという気もする。きっとこんな感じでいろんなところにレッドに利用されている人たちがいるのだろうって思う。目をつけられるようなことをしてはいけない。
その後、マレクが持ってきた情報を元に、誰が指示をしていたのかを見つけたレッド。その本のところに行って、容赦無く処分するのだから、恐ろしい。裏切り行為を決して許さない。この厳しさが恐怖ね。
・不良品の烙印
養子縁組事務所の設立者オーウェン・マロリー。今回のような暴挙をするようになった背景には自分の幼い頃の養子体験がある。一定期間里親が見つかったものの、また施設に追い返されたという。その事実が本人には、「不良品の烙印を押されたような気持ち」と言う。養子にした子供を再び施設に戻すなどということが許されていたら、マロリーのように感じる人が増えてしまうのかもしれない。
養子にするからには、その子供の人生も引き受けるのだから、覚悟はもっと強いものであるべきだったのだろうな、と思う。不良品を作り出さないために、優秀な子供を産みそうな母体を探すという歪んだ発想もどうかとは思うけれど、マロリーの行動もある一定の理解ができなくもないと思う結末だった。
今回の事件でエリザベスに迷いが生じてしまう。またまたこの先どうなっていくのか気になる一話だった。
前回感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments