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執筆者の写真Dancing Shigeko

海外ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』第1話 青天の霹靂

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 スターチャンネルで放送されていたドラマを鑑賞してみた。


 今回は海外ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』第1話を紹介します!


[内容]

#1 ミッドランドの女王

 ノエル・ゴードン(愛称ノリー)は1938年に世界で初めてカラーテレビに映った女性。それから俳優として仕事を進めてきて、モーテルを舞台にしたテレビドラマ「クロスローズ」で母役メグとして存在感を出していた。

 1981年オナー役の黒人女性も加わり、番組は順調に進んでいたが、ノリーは次回の契約更新をしないと言い渡される。ノリーはマスコミに対してクビになったことを発表して、世間では話題になっていた。


[感想]

 ミッドランドのホームドラマに主演しているノリーを描く一話。

・大御所感満載

 海外特有のホームドラマ(?)。部屋の中で登場人物が会話を繰り広げるタイプの誰もが一度は見たことがありそうなドラマで主演をしているノリーが主人公の本ドラマ。

 ドラマの中で、ドラマの撮影の様子を見ることができるというのは面白い。そして、ドラマに出演している俳優は全員慣れた感じ。そこに新しく入ってきたオナー役の黒人女性。彼女がみんなの慣れて落ち着いた感じに戸惑いを見せる。脚本をしっかり読んできたと言っても、みんなそんなの意味ないと言った様子を見せる。

 そして実際にリハが始まり、ノリーが勝手に脚本を書き換えていく。ここはこうした方がいいという感じでテキパキと。脚本家にしたら、「えっ?」という感じではないのだろうか。

 長年の経験が入っているのがよく伝わってくる。こんな感じで仕切っていたら、中には反発する人もいそう?って思ってしまう。

 ドラマの現場というのは、こういう大御所が存在感を見せつけるものなのだろうか。興味深い。


・日常もどこか演技のよう

 全体を通じて、全体的に生活の様子が演技的に感じてしまう。登場人物が俳優だからなのか、それともベテラン俳優だからなのか、日常の行動そのものがどこか演じているように見えてしまう。

 夜中に急に散歩に行きたくなって、お向かいの男性に電話をする様子や、いざ夜中の街中をウィンドウショッピングに行く様子、そこでの会話の内容など、どれもどこか日常ではない感じが残る。

 俳優というのは、私生活でもどこか演じている感じになるものなのだろうか。だとしたら、それは窮屈な感じにならないのだろうか。ちょっと気になった。


・突如解雇

 そして案の定、誰かの反発を買ったのか、ノリーは次の契約を更新してもらえず、ドラマ「クロスローズ」から降板することが決定。

 てっきり反発して、継続させてくれと懇願するのかと思ったら、意外と潔いというか、いつの日か訪れることを覚悟していたのか、割り切った行動にはプロ意識を感じる。

 長年主演を務めてきたドラマの降板。心境はいかに。役に対する思い入れがあって、死んで終わるという設定はやめてほしいとディレクター(?)に相談していたのも印象的。

 この後、彼女はどうなるのか。タイトル通りにソープ界に飛び込んでいくのか?と言っても、欠刻な年に思えるのだけれど。


 ドラマの舞台裏を垣間見ることができて、興味深い一話だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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