こんにちは、Dancing Shigekoです!
スターチャンネルで放送されていた実在した女性のドラマ化作品を見てみた。
今回は海外ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』を紹介します!
[基本情報]
脚本・製作総指揮:ラッセル・T・デイヴィス
監督:ピーター・ホアー
[登場人物]
ノエル・ゴードン:ヘレナ・ボナム・カーター
世界で初めてカラーテレビに出演した女性。
トニー・アダムス:オーガスタス・プリュー
ドラマ『クロスロード』に出演する俳優。ノエルの向かいに住んでいる。
ジャック・バートン:コン・オニール
『クロスロード』のプロデューサー
[内容]
世界で初めてカラーテレビに出演した女性ノエル・ゴードンの半生を描く作品。
[感想]
ノエルの浮き沈みを描く作品。
・何事にも世界初がある
若い女性がカメラの前で微笑んでいる。そしてその女性の様子をカメラでとらえる。実はその撮影、世界で初めて女性がカラーテレビの映像に登場した時の撮影。
ふと思う。
世の中には、どんな分野でも初めて挑戦した人がいるのだと気付かされる。そういった先人たちが色々と切り開いてきてくれたおかげで今がある。
とても当たり前のことなのだけれど、そんな事実に気付かされる。そしてその世界初の人たちにも人生があったのだと言うのを思い知らされる。
何かにおいて世界初を体験した人たちの心境とは如何なるものなのだろうか?
・わがまま俳優
ノエルが『クロスロード』の稽古に現れる。ずっと座る席は決まっていて、そこを誰かが使うことは許されていない。そして皆が揃っているところに遅れてノエルが入ってくる。
いざ脚本に目を通しても、勝手に設定を変えて行ってしまう。撮影中も勝手に彼女が世界を作り上げていく。
どうやらかなり傲慢な感じが出ている。こんなので、よくみんな撮影についてきてくれる、と感心してしまう。
実在したというノエルもこんな性格だったのか?それともヘレナ・ボナム・カーターだからそういう役回りになってしまうのか。
・自信が打ち砕かれる時
そして案の定、そう言ったわがままっぷりが影響したのか、番組から降板させられる。本人はいきなりの出来事で最初は驚きと戸惑い。やり場のない怒りも見せる。自分のどこが悪かったのか?というのを振り返ろうとしていない。
テレビから去って、劇団へと流れ着いているけれど、それが意図的だったのか。偶然だったのか。そこでもなかなか思うように演じられずに苦労していて、一気に落ち目っぽいような存在になっていこうとしている。
そこをトニーのアドバイスで持ち堪えて、劇を成功させる。意地を見せている。
しかし、病気が発覚してから、どこか心ここに在らずな表情。その表情が実に印象的な中で、ドラマが終わっていく。
どんな人にも終わりがやってくる、その事実も改めて認識する終わり方だった。
世界初のカラーテレビ出演者について知るきっかけになったのがよかった。
[各話感想]
第1話 青天の霹靂
第2話 メグよ、永遠に!
第3話(最終話) 実物はどんなだった?
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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