こんにちは、Dancing Shigekoです!
週末1話見ておきたい。
今回は海外ドラマ『人形は指をさす』第2話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
市長が発火した原因調査を進めて行く。すると喘息用の薬がすり替えられいたという。そこに近づくことができたのは保護班。その中に容疑者がいるとして、調べていくうちにコプリーが容疑者として上がる。
一方、脅迫状で次のターゲットとなっていたニック・フーパー。彼を保護するために会いにいくが一度は逃げられる。しかしその後、警察に出頭してきたフーパーは弁護士となら話をすると言って、弁護士のアリッサと会うのだったが。。
[感想]
犯人からの接触が強まる一話。
・異常性がやや緩和
前回、ネイサンは事件に強く関与していそうな感じが出ていた。さらに仕事に復帰したばかりで、あまり職に集中できていない感じの展開。
それに比べて、今回はだいぶ普通に疲弊してるだけの刑事って感じになっている。
一体何が起きたのか?
・事件も異常性が緩和
複数の死体をつぎはぎした死体が出てきて、かなり度肝を抜かした初回。そこから今回は一気に市長殺害の犯人探しがメインになる。そのためか、通常の殺人事件の捜査と言う気配が出始める。
それが悪いと言うわけではなく、この作品の特徴はどこになるのだろうと言う部分が掴みづらくなったと感じる。
・焦点は予告殺人
ここでポイントになるのは殺人リストが送られてきていて、そのうちの一人が予告通り殺されてしまった、と言うところ。
皆が見ている中での市長の焼死こそがこの作品のクセと感じる。次のターゲットを守れるのか、仮に守れないならどんな意外な仕掛けで動いてくるのか。その辺りが注目。
・第二候補
当然、捜査班は2番目に名前の挙がっている人物の保護に走る。
同時に市長の殺人犯が誰だったのかの捜査が進む。すると、保護班が怪しい事が明らかになる。出頭してきた2番目のターゲット・フーパーを保護班が保護すると言うのだから、当然ネイサンらは警戒。
ところが、今回も意図もあっさり犯人の予告が達成されてしまう。警護が甘いように感じる。
そしてその殺され方は、前回のような意外性はなし。逆に意外性がないところが意外と言ったらいいのかもしれない。
そして再び私の中ではこの作品の見せ場がどこにあるのか、分からなくなっていく。
・犯人探しと並行して…
捜査が黙々と進む中、エドマンドの人格にネイサンやバクスターが疑問を感じ始める描写が加わる。被害者遺族にそんな言い方をしないと言った非難から始まり、他にもいくつかそう言った気配。
若者とベテランの意識の違いを描写したいのか。なんとなく、それは今のイギリスが抱える社会問題を婉曲表現しているように感じられた。
犯人を捕まえるのが先か、6人殺されるのが先か、行方が読めない1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments