こんにちは、Dancing Shigekoです!
シーズン3は短め。
今回は海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る シーズン3』を紹介します!
[基本情報]
原題:Lie to Me
企画:サミュエル・ボーム
製作総指揮:サミュエル・ボーム
ブライアン・グレイザー
ショーン・ライアン
デヴィッド・ネヴィンズ
エグゼクティブ・プロデューサー:スティーブン・マエダ
オープニング・ソング:ライアン・スター『Brand New Day』
[登場人物]
カル・ライトマン博士:ティム・ロス
ライトマン研究所の設立者。執筆活動を再開している。
ジリアン・フォスター博士:ケリー・ウィリアムズ
ライトマン研究所で働く博士。カルと共に犯罪捜査に協力している。経営状況を気にする場面が増える。
リア・トーレス:モニカ・レイマンド
ライトマン研究所の職員。キャラが『シカゴ・ファイア』と重なっているように思う。
イーライ・ローカー:ブレンダン・ハインズ
ライトマン研究所で働く。リアと協力して事件解決に貢献する。ますます脇役の脇役という印象が強くなる。
[内容]
ライトマン研究所に舞い込んでくる事件をカルが嘘を見破ると言う形で解決に貢献していく。
[感想]
嘘を見抜くカルの活動を描くシーズン3。
・単発エピソードの宿命?
毎回、いろんな事件が発生して、そこにカルがなんらかの形で関与する。そんな展開の本シリーズ。第1シーズンはジリアンとカルがそれぞれ違う案件を並行して追いかける形があって、特徴的だったものの、シーズン3にもなると、ネタが尽きたのか、一エピソード、一事件。
そして、どんどん尻すぼみな感じになっていく。
事件に特徴があるのではなく、事件を解決する人に特徴があるという設定では、いろんな事件を作り出すのが難しいのかもしれない、と思う。嘘を見抜くことが特徴と言っても、その見せ方が徐々に雑になっていくと、どうしても一般的なクライムドラマ、と言う感じになってしまう。
そこで魅力を継続させようと思ったら、カルの人間性に魅力を持たせる必要があるけれど、肝心のカルはかなり偏屈。部下のイーライとはうまく行っていない感じだし、ジリアンからはもっと稼ぎになる仕事をしてくれと苦言を刺され続ける展開に、どこか限界を感じずにはいられなかった、と言うのが正直なところ。
どこで道が変わってしまったのだろうか。打ち切りになってしまったという背景がわからないでもない。明らかに第一シーズンの頃からはテイストが変わっていたように思う。
・あの手この手の苦労の跡
事件もカルが自ら首を突っ込んでいったり、依頼があったり、エミリーが事故を起こして絡まれたり、ジリアンの相談だったりなど、実にいろんな形できっかけが描かれていル。そのどれも決して、変な展開ではなかったと思う。
しかし、どのエピソードも何かスッキリと終わった感じがしない。犯人の追い詰め方が、カルのネチネチ攻撃で落としていくから、なのかも。事件解決に爽やかさがあってもおかしいのだけれど、スッキリとしない感じが残った。
・魅力がいつの間にか
嘘を見抜く時に、過去のいろんな人物との表情と重ねて、詳しく説明していたシーズン1に比べて、このシーズンではカルがねちっこく相手の表情を見て、決めつけて話す、と言うのがお決まりのパターン。
もはや、嘘を見破っているのではなく、どちらかというと高圧的に決めつけているタイプの口出しに見えてくるのだから不思議。ジリアンとかが、適度のフォローのコメントを入れているものの、カルが暴走している感じ、と言うのが強いシーズン。
全体的に物足りなさが残るシーズンだった、と感じずにはいられない。
[各話感想]
第1話 カル、銀行強盗になる?!
第2話 口出しするカル
第3話 ライトマン研究所の分岐点か?
第4話 カルの見抜く力が落ちてきた?
第5話 薄れるカルの存在感?
第6話 科学的輪廻転生って…
第7話 エミリー、女性をはねる!?
第8話 友人のため?
第9話 見えないものが見える!
第10話 結婚詐欺師を裁く
第11話 英雄?悪魔?
第12話 愛情は平等に!
第13話(最終話) ジリアンに衝撃
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments