こんにちは、Dancing Shigekoです!
どんな嘘を見破っていくのか。
今回は海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る シーズン2』第3話を紹介します!
[内容]
#3 命の値段
カルは6年ぶりに休暇をとって、エミリーとメキシコを訪問していた。ところがアメリカ大使館のネメロフからマーラが失踪したがメキシコ警察はまともに捜査しないと言って相談にやってくる。カルは真相を探るためにトーレスもメキシコに呼んで調査を始める。
研究所に残ったジリアンには汚染血液で症状悪化している人が3人出ている案件で相談を受けていた。どこで汚染血液が混入したのか、関係者の誰かが嘘をついているはずだから調べて欲しいと言われる。そこにレイダーも調査に加わるのだった。
[感想]
カルが休暇に出る一話。
・職場を離れても気になる
ジリアンに追い出されるような形で6年ぶりに休んだらしいカル。エミリーとメキシコのホテルに来ている。エミリーはプールで泳いでいるけれど、カルはパソコンを睨めっこ。そして研究所の中を覗き見している。職場を離れても、職場の状況が気になるというのは、職業病というか、仕事中毒というのか。
ジリアンが言っていたように、部下を信頼していないということの表れでもあると思う。もっと留守にしても安心できるほど、部下を信頼しないといけないし、部下を育てないといけないのだろうね。
・どこにいても仕事になる
プール脇でパソコンを睨めっこしていると、アメリカ大使館から使者ネメロフがやってくる。どうやってメキシコにいると知ったのか?なぜ、カルのところに来るのか。しかも大使館の指示ではなく、本人の意思で来たという。
ということはネメロフは勝手に入出国情報を入手して、カルのところに来たことになる。どうやって調べたのだろうか、個人情報というのは一体どこで保護されているのか、というところが気になってしまうけれど、カルはどこにいても仕事をすることになるのだから、仕事は切ってもきれない存在なのだろうって思ってしまう。
エミリーまで巻き込まれてやや可哀想ね。
・お金に困った人のすること
カルが捜索しているマーラ。彼女以外にフロリダから来たラモーナ・ポズナーも同様に失踪して、10日後に死体となって見つかったという事件があったことを知る。彼女たちと共通する人物を特定して、話を聞き出すと、卵子ドナーとしてメキシコに来ていたことが発覚する。
自分の体の一部を売ってお金を稼ぐ。そういうビジネスがあると思うと恐ろしい。
・残されたジリアンへのプレッシャー
一方、研究所に残って仕事をしているジリアン。汚染血液の出所を突き止めるために関係者へのヒアリングを進めていくが、なかなか結果が出ないことに対して苛立つ。カルだったらもう解決しているところと言い始めている。この辺りの何気ない発言に、カルの実力を認めているのが分かる。ジリアンの観察力もかなり高いと思うのだけれど、その彼女が認めているのだから、カルは格違いなのだなと改めて、知る場面だった。
・悪事は至る所に
とはいえ、ジリアンも決して諦めるわけではなく、根気強く調べていくことで、ついに犯人を突き止める。その犯人は、病院で麻薬を生成していたという。病院の環境を使って不法に麻薬を作る。人によっては、悪いことに研究施設を使うものなのだと感じる。
ものづくりの環境でも、研究環境でも、どこでも善と悪は隣り合わせなのだと悲しい現実を感じる結末だった。
休暇を取ったカルが次回、どのような事件に関わっていくのかが気になる一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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