海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る』第13話 テロが発生する
- Dancing Shigeko
- 2022年11月17日
- 読了時間: 5分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
最終話まで来た。
今回は海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る』第13話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#13 真実の代償
イスラム教徒のワリードがバスに乗り込む。ところがお金が足りなくて下ろされてしまう。その直後、バスが爆発する。無差別テロが起きてしまう。容疑者は同じバスに乗っていたジャマール、サッカー部のコーチ。
カルはレイノルズに頼んで、取り調べできるようにメスラー長官に掛け合ってもらう。取り調べの現場ではサッカー部のコーチを取り調べる副長官がいたが、成果を上げていなかった。カルが長官の許可を得ていると言って、代わりに話を聞き出す。その時、オークス・モールで第二のテロ爆破が起きる。
イスラム教徒の通うモスクにはジリアンとリアが聞き込みにいっていた。ラシード・カーンらから話を聞きにいっていた。そのラシードがモールで爆破を起こしたということでリアは責任を感じていた。カルは1986年のベルファストで6人死亡させてしまったと語る。
レイノルズはイーライを連れてモールの調査。カルはリアの恋人であるシークレット・サービスのデュプリーがモールに向かっていたという情報を知り、前妻に頼んで、行方を調査してもらっていた。ジリアンにはリアにデュプリーの行方不明になっていることは言わずに捜査に協力するように指示していた。
カルはジリアンらを連れてラシードの両親、甥に話を聞きにいっていた。その中でFBIがモスクを違法に盗聴していたことを仄めかす。その疑惑のスクワイア捜査官に会いにいくとデータが残っていた。そこから犯人に近づいていくのだった…
[感想]
アメリカ国民によるテロを追いかける一話。
<テロと戦う>
・疑われるイスラム教徒
バスの爆破があって、その乗客にいたイスラム教徒が真っ先に疑われる。アルカイダの活動を考えたら、そうなっても仕方ないのかもしれないけれど、そろそろその考え方をなくしてもいい頃なのではないかと思う。
モスクを訪れて、歌がれていると感じる彼らの様子が、なんと表現したらいいのか。きっとわずか1%にも満たない危険分子のために自分達も疑われるのが、どれだけ辛いか、と思っているように感じられる。
そんな彼らを観察するジリアンとリア。リアのコメントがまた気になる。髪の毛を見せるような事をして嫌悪する人たちはテロ候補だという。イスラム教を厳格に守る人たちはそれだけ過激なのだという事なのかもしれないけれど、難しい世界。
ドラマとは言え、こういった題材が現実にならない世界が来ることはないのか、と考えてしまう。
<カルを取り巻く人たち>
・怒り露わのリア
カルがデュプリーが爆破現場で行方不明になっていることをリアには言わないように口止めする。
そのことが後になってリアに分かってしまう。ジリアンのちょっとした反応でそれを悟るのだから、リアの観察力は確実に上がっている。
そしてその事を自覚しているのか、やや傲慢な感じ。ちょっとこういうタイプは、個人的には苦手系。しかしその態度に対してカルが真っ向から説き伏せにいくのだから、カルの人間性(?)に憧れる。そこまでズバッと言えるところがカルの長けている部分だと感じる。
・冷静に対処するレイノルズ
テロ犯が誰かほぼ確定されたタイミングで、捜索に行く。場所を突き止めていたFBIが、到着すると犯人は手にリモコンらしきものを持っている。
その姿を見るなり、レイノルズが迷わず。その決断力がすごい。さらにその腕前もかなりのもの。
一瞬でも相手が犯人ではないかもと言う迷いはなかったのだろうか。カルと並ぶ凄腕。前回に続き、そう感じた。
・ジリアンの離婚
ジリアンの様子が落ち着かない。電話で何かショックを受けている様子を見せる。このドラマ始まって初期の頃は、ジリアンのスキルの高さが目立っていたけれど、ここに来て、リアの方が存在感を示して、ジリアンはやや日陰な感じ。そこに離婚騒動まで加わる。精神的にショックを受けているのが見える。
さらに気になるのは、エミリーがカルが母と、再び関係が戻ったとジリアンに言う。ついでに、母よりもジリアンとくっついてくれたらいいのにと言っている場面がある。
この会話が何を意味しているのか。離婚と、カルと交際してくれることを望むエミリーと。ジリアンはこの先、カルとの関係を深めていくのだろうか。
<ワシントンD.C.が標的>
・一般道でのバス
ワリードがバスに乗ろうとするとお金が足りなくて降ろされる。そしてバスが少し走ったところで爆発。この場面、『スピード』を連想させる。ジャックが指定された場所に行くとバスが爆発。
その光景を見ると、乗客全員が犠牲になりそう。今回の爆発では、生き残った人もいたのはドラマとは言え、良かったと感じてしまう。
一般道路を走る公共交通機関を狙ったテロ。そんなニュースを聞かされたら、カルの娘エミリーが動揺してしまうのも分かる。あまりにも身近過ぎる。こんな事が日常で起きてほしくないものだと感じる。
・ショッピングモールが
ところが、さらにショッピングモールでも爆発が起きる。みんなが集まる場所での爆発。外出するのが怖くなる。
その後も爆破を起こすつもりでいたテロ犯。その選ばれていた場所もたくさん人が集まりそうな場所。
テロと言うのは本当に誰が犠牲になっても気にしないのだと感じて、怖さを感じる。
こう言う時の安全な場所とはどこになるのだろう。
カルとレイノルズ、リアとそれぞれが力を発揮する一羽だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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