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海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン3』第4話 ケリー、間も無く復活か?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2023年6月21日
  • 読了時間: 5分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 

 トラブル続きの51分署、平和は訪れるのか。


 今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン3』第4話を紹介します!


[内容]

#4 不言実行

 ケリーは飲み過ぎでバーからの帰りを地下鉄を利用していた。運悪く乗車していた電車で発砲事件が発生。ケリーは怪我を負った車掌を救い出していた。

 ドーソンは候補生として初日を迎えていた。最初の出動ではジャッキの準備にもたついてしまう。しかし2度目の出動で火災現場では消火栓が故障している状況にもめげずなんとか問題を解決して、消火に成功していた。

 署にはシルビーの元婚約者ハリソンが現れる。シルビーとやり直したいとみんなの前で言う。

 その彼女とミルズがパートナーとなって現場に出ていく。

 クルースはモリーズ2号店の検査を受けていたが規定が改訂されたと言うことで申請が通らず。ハーマンは原因は自分にあると言い出す。ヘイル・チーフに恨まれているという。それで間にいくと、大量のエナジー水が車庫に積まれていた。

 マシューはケリーをなんとか立ち直らせようと、ハリーの時の経験を話す。ケリーは帰り際、助けた車掌に会い、シェイの死を受け入れていくのだった。

[感想]

 少しずつ変化が起きていく一話。

・心を塞いでいたケリー

 今回もバーで悪酔いをしているケリー。見かねた店主がもう飲むのをやめた方がいいと思っているオーラを出す。それでケリーは渋々帰って行こうとする。車を運転して帰ろうとするのを、店主が車の鍵を奪って歩いて帰れと指示。この場面、地味にすごい。お店の人が飲酒運転させないために車の鍵を取り上げる。こんなに徹底しているというのが意外。

 そしてケリーは相変わらずシェイのことが大きく心にのしかかっているのを感じた。

 

・候補生ドーソン

 みんながドーソンを候補生扱いする。これまで対等な仲間だった印象が一気に上下関係が出来上がっている感じ。クルースやオーチスはなんとかドーソンを罠に嵌めようとしている。それに全く動じないドーソン。

 てっきりはしご車から荷物を取り出す時に、そこから”サプラーイズ”というアメリカならではのお祝いが待っているのかと思ったらヘビのおもちゃが飛び出すのだから子供騙し。全く動じないドーソンが面白い。

 その後も休憩室のベッドに座らせようと必死のクルースら。そこに罠があると分かっていて座ろうとする寸前で急用を思い出して座らないを繰り返している。

 それでも、初火災現場から戻ってきて、みんなに褒められていた時には見事に騙されて、ハシゴ車をしまってくれと言われて運転しようとしたら紙吹雪が飛び出す展開。さすがに騙されていて笑える場面だった。騙そうとする方も騙される方も、この辺りがアメリカらしくていい。


・シルビー離脱5秒前か?

 シェイの代わりに着任したシルビー。元カレがよりを戻したいと直談判に現れる。それで動揺したのか、彼の言葉で揺らいだのか、あるいは火災現場で助けられなかった少女のことが応えたのか。

 元カレのところを訪れていく。何やらこの環境に耐えられそうにない感じがある。彼女が馴染めず離脱したら、次は誰が来るのか。それとも持ち堪えるのか。なんとなく、長続きしなさそうな気配。

・ハーマンが忘れていた過去の粗相

 モリーズ2号店のフードトラック計画が着々と進んでいる。ニューハウスの出資で手配したトラックを整備して審査を受けている。

 ところが事前に聞いていた規格から変更が発生していて、すんなりとはいかない。ほとんどまともな審査を受けられずに不合格となってしまう。その様子を見ていたハーマンは、ヘイル・チーフが自分のことを嫌っているのが原因だと言い出す。

 クルースらは、それであればヘイルを説得してきてくれとお願いする。ハーマンは怒らせた覚えは全くないと言っていたものの、会いに行って理解。昔々ハーマンが計画していたエナジードリンクの在庫を抱えさせられていたと言うオチ。

 随分と昔のネタが使われたと感心してしまう。同時にこの世界では、確実にいろんなところで時間が経過していて、いつも見ている消防署だけではないのだと知る。この規模感がリアリティを増していると感じる。実にいい。

・マシューがなんとかケリーをしようと働きかける

 いつまでもシェイのことを引きずっているケリー。ボーデンが、あんな状態では役に立たないと考えている。マシューもそう感じて、なんとかケリーを元気づけようとする。それでも最初はまったく聞く耳を持たない。

 そんなケリーをなんとか立ち直せないかとドーソンと相談していると、ハリーの時はケリーがあなたを励ましてくれたのでしょとドーソン。そういえば、ハリーの死もあったと思い出させられる。ここでも、決して一話一話で完結しているのではなく、各エピソードが一つの線となって繋がっているのだと感じる。忘れようとした頃に戻ってくる辺りが、実際にありそうと思わせる。

 フッとした瞬間に戻ってくるどこかのエピソードでの出来事。この見せ方があるからやめられないと思う。実に完成度が高い作品だと思う。

 まだまだ軌道に乗り切れない51分署。ドーソンの初火災現場での活躍で少しは上向きになるのかもと期待を残す一話だった。

 前回感想→こちら

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



 
 
 

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