こんにちは、Dancing Shigekoです!
ミルズは無事か?
今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン3』第11話を紹介します!
[内容]
#11 生死の狭間
マシューたちはハルステッドらと共に現場検証をしていたがすぐには手がかりが見つからない。黒いセダンに連れ込まれた様子が防犯カメラに映っていて、クルースはハルステッドと一緒に捜索していた。車が見つかり、そこからミルズらの場所を特定する。
ミルズらは誘拐犯の一人ビックが負傷して止血をしていた。シルビーは放置すべきと主張するが、ミルズは彼を助けていた。しかし約束と違い、解放してくれず逃げていると、ハルステッドらが現れて、助かるのだった。
ボーデンは生まれてきた赤ちゃんが救急治療を受けていて、動転していた。命が助かるか分からず不安でいっぱいの中、ハーマンが妻と見舞いに来てくれていた。
ビックらは口を閉ざしたままルロの関与を否定していたが、シルビーが過去に助けた怪しい男の協力を得て、ビックがミルズと話をする。その直後、ルロが逮捕されるのだった。
倉庫で火災があり、鎮火させる。その後、火災現場検証をしていると、シェイの死亡記事を見つけるのだった。
[感想]
待たされる人たちの心境が描かれる一話。
・赤ちゃんの命が不安で
ボーデンは赤ちゃんがICUに連れて行かれて心配している。しかし心配はできても、それ以上のことができないでいる。出産後でベッドから移動できないドナのそばに一緒にいるしかできない。この時の心境。最悪の事態を想像しないように思いながらも不安に思わずにはいられない心境。仲間から励まされても、本心は放っておいてほしいと思っているだろうに、そこを受け入れつつ、不安をあまり見せないように強く入ろうとしている。
感情をコントロールするのがいかに難しいか、と思うとボーデンとドナの心境は辛いものだった。それだけに最後の場面が救われた気持ちになった。
・仲間の行方が不安で
ミルズとシルビーが行方不明になって探しにいった結果、救急車と患者が置き去りになっているのを見つける。警察に来てもらって調べてもらうものの、落ち着かない感じなのが伝わってくる。自分でも何かできないか、と思うのは分かる。それでも警察に任せておくしかない、と消防署で連絡を待つ心境。
この状況で出動要請があったら、大変だっただろうなと思うと、ある意味では運がいい。仲間が行方不明の時に、出動がなかったのは不幸中の幸いだろうか。
・恋人からの電話を待ち望んで
マシューがドーソンに連絡を入れて、ミルズとシルビーが行方不明だと伝える。ドーソンはマシューからの電話が来た時に「やっとかかってきたわ」と思っている。その電話は仲直りのための電話だと期待している。ところがマシューは要件だけ伝えて、電話を切る。
さて、この場面。やっぱりドーソンが甘いと思う。マシューが署から電話をしてきているのだから仕事のことと思うべきところを個人的なことを期待しているのだから、ドーソン自身が甘いのでは?と感じずにはいられない。
結局、ドーソンはマシューと距離を取ることを提案し、マシューはそれを聞き入れる。ドーソンは私たちは話し合えない、というけれど、その直前、マシューが話をしていたのに、そういっている。
やはりうまくいかない二人だったのだろうって思う。
・警察からの吉報を期待して
ミルズとシルビーが見つかって、犯人も逮捕される。ミルズはルロも逮捕してほしいと思っているけれど、警察はすぐにはそんな尻尾を掴むことはできないとミルズを宥める。何もできない警察を見かねて、シルビーは以前助けた怪しい男性に連絡を入れて、なんとかしてほしいと相談する。
結果、ミルズに電話が入って、ビックと話ができることになり、さらにミルズにルロが逮捕された連絡が入る。
明らかにルロが関与していると思っても、警察が期待するように動いてくれない。それでも何かいい連絡が来るかもしれないと思って連絡を待つミルズ。その心境って、どんな感じなのだろう。行き場のない憤りを覚えていたのではなかろうか。警察はなんで助けてくれないんだと思っていたのではないだろうか。自分でルロをなんとかしたいと思いはじめていたのではなかろうか。
実にいろんな人が何かを待っている形。そして最後には謎残る倉庫の火災現場。一体誰の仕業だったのかが気になる一話だった。
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それでは、また次回!
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