海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン1』第16話 みな、誰かを支えている
- Dancing Shigeko
- 2022年7月25日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年7月28日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
人は一人ではない。
今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン1』第16話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
#16 許し
クルースは火事現場で再び無茶な突入をする。犬を助け出す際に崩れてきた天井に当たり倒れてしまう。それでマウチが助けに入る。クルースを助け出したものの、危なく床が抜けて落ちそうになる。
ケリーはエリックと共の爆破の危機にある家から女性を救い出すのに成功していた。その功績をケリーはエリックの妹レネーに伝える。彼女はずっと罪の意識に苛まれていたことを認めるが、ケリーはもう気にしていないと言い、エリックの元へと連れていく。
マシューは姉と相談して、母の面倒を交互にするようにしていた。その様子を見ていた母は、二人に迷惑をかけたくないからと、家を出ていく。
シェイはクラリスの赤ちゃんの親権を勝ち取るために、引っ越しを決意。部屋探しをしているのだったが、クラリスはダグラスの妥協案を飲むと言ってニューヨークへ引っ越すことを決めていた。
ハーマンはバー開店に向けて内装をしていたが金庫を見つける。最初は開けるつもりがなかったがドーソンとオーチスに説得されて開けることにした。その中身を見て3人は開けるんじゃなかったと思うのだった。
[感想]
全体ために今回は前向きになっていく一話。
・マシューはクルースを見捨て、マウチが救う
クルースが再び無茶をする。そして今回は危うくマウチが命を落とすことになる。それを見ていたマシューはクルースに、自分の罪に向き合えず命を落とすことを願うのなら、消防士を辞めろとクルースを突き放す。
クルースはその言葉を受け、教会へと気持ちの整理に行く。そして消防士を辞める決心をつける。マシューにバッジを渡し、辞める身支度を進める。マシューはボーデンにクルースが辞めることを伝えにいこうとする。
ところが神は、マウチはクルースの味方をする。クルースの話を聞いたマウチが、家族のためにだったらなんでもするものだろ、と言ってマシューにクルースを辞めさせることを思い止まらせる。
その言葉を聞いたマシュー、母親のことを思ったか?それともドーソンのことを思ったか。どちらも家族を守るために、何かを犠牲にした人。次回、この辺りが描かれるのかな。家族が危機にある時になんでもする、それだけの強い絆でありたいもの。
・マシューは母を突き放し、母は自ら離れていく
時同じくしてマシューは母が勝手な行動ばかりしていることに嫌気をさしている。なんとかしようと思って、母の釈放に反対だった姉に相談。そして三人で相談をする場を設ける。姉が母と会って気まずそうにしているのを感じ取ったのか、母がとった行動が立派、と言うか子供思いと言うか。姉と交互に部屋にいてもらおうとしていたところだったにも関わらず、母は刑務所仲間の家へと行ってしまう。
その際にマシューに昔みたいに姉と仲良く過ごしちょうだいと言い残していく。よっぽど食事の時のマシューと姉の様子に息苦しさを感じたのだろう。子供たちのために自らは別のところへと身を隠そうとするのは親心なのだろう。
・エリックはケリーを認め、ケリーはレネーを連れ戻す
マシューがレネーの入院先へと見舞いに行く。そこで聞いた話をエリックに伝えると、彼はケリーに感謝を伝える。一緒に仕事をできたことも光栄だったと、ケリーに感謝している。最初の頃は険悪だった二人。今ではすっかり信頼している状態になっている姿は嬉しいもの。
さらにはレネーの退院の日に迎えにいってシカゴのダウンタウンを眺められる公園へと向かう。そこでケリーは過去のことを今はもうなんとも思っていないとレネーに伝える。ずっと恨まれているのではないかと、思っていたレネーは過去の呪縛から解き放たれる瞬間。
一度は終わってしまった人間関係が再び巡り合う。それは時間と経験がなせることなのかもしれない。
・シェイは必死に親権を勝ち取ろうとし、クラリスは再び諦める
シェイはクラリスに単独の親権を勝ち取れるようあらゆる手を取る。女好きのケリーと同居していることが問題になりそうなら引っ越しを決意。
救助の際に誤注射で何かに感染したかもと思ったら、絶望しかかったり、クラリスのために頑張っているのに、クラリスはお構いなしに、単独の親権を諦めると言う。さらにはニューヨークへ引っ越すと。さすがにそれを許してはいけないような気がするのだけど、シェイはどんな決断をしたのか。結局、クラリスは一緒にいるまでもない存在だったのかもしれない。
・ハーマンは安全を好み、オーチスとドーソンは冒険を選ぶ
そしてハーマン。金庫を発見してしまい、それはそのまま開けずにしておこうと提案するものの、ドーソンとオーチスは開けようと提案。ぶつかり合う意見にハーマンは断ろうとするが押し切られる。そして金庫を開けるのだけど、何が入っていたのか。そこを見せない展開が憎い。次回持ち越しにするとは、なんとも気になる。
良くも悪くも前に進んでいく人間模様が描かれている一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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