こんにちは、Dancing Shigekoです!
変化の速さについて行くのが面白い。
今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン1』第15話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
#15 悪魔との取引
アントニオを襲ったものが誰なのかを調べるために、ドーソンは刑務所にいるボイド刑事に話を聞きにいく。T.T.に会うといいと助言をもらう。
マシューは母親と向き合うために、なぜ父親を殺したのかと聞かずにはいられなかった。その結果、二人の関係はギクシャクしそうになっていく。
ケリーはエリックに頼まれて、妹のレネーに会いにいく。元気だったと報告したが、翌日、レネーが薬を大量に摂取して病院に運ばれたと聞かされる。
ハーマンはバーの経営開始に向けて審査を受けていた。難航しそうだった審査を、審査員に暴行を加える共同経営者の力でパス。しかしそのやり方を快く思わなかったハーマンは、一切の口出しをするなと交渉するのだった。
シェイはクラリスの赤ちゃんと見守りながら、親権を手に入れられるか考えを巡らせていた。
[感想]
ドーソンの暴走が目に付く一話。
・話し合いで理解できるのか
マシューが母親の行動を咎めたことで、母親が話し合いましょう、と冷静な対応を試みる。ところが、マシューはその発言に対して、「なぜあんなことをしたのか。」といきなり核心を突きに行く。審査の時に仮釈放されるように発言までしていたのに、なぜここでその質問なのか。
本心は釈放されてほしくなかったのか、そんな風に思わされてしまう。
・過去に触れることはよかったのか
エリックに妹と連絡を取るように頼まれたケリー。なぜか電話するのではなく、直接会いに行こうと考える。電話にしておいたらよかったのに、その行動はいくらなんでも大胆すぎたのではなかろうか。自分の居場所があっさりと見つかってしまうのだ、という思いを与えたのではないか。だから、薬を大量に摂取して病院に運び込まれることになったのではないか?
若干、ケリーの行動が浅はかだったように感じてしまう。
・毅然とした態度が受け入れられる
今回のエピソードで唯一、成功に近い展開だったのはハーマンではなかろうか。共同経営者で、出資もしていないのに売上の25%を持っていくという体格のいい男性相手に、ハーマンははっきりと物を言う。何もしていないのに25%も出せないと意思を示す。
非道なやり方で経営のための審査をもぎ取ってくるその男性に対して、ここでも屈することなく、はっきりと1%の分前で十分だろうと、言いのける。さらに今後一切、バーの経営に対して口出しするなとまで言ってしまう。
若干、反撃を受けるのではないか、と言う不安がよぎるけれども、相手もそれで納得した様子だったのだから、意外というか、すごい。ハーマン、地味に根性ある。
・赤ちゃんんが絆を深める
シェイとクラリス、さらにはケリー。赤ちゃんが産まれたことで、この3人の関係はすごく良好。冗談半分ではあるものの、ケリーのことを父親だと言っているあたりには、だいぶいい感じ。シェイとクラリスのことに口出しをしてきたドーソンも、兄のことがあって、とやかく言ってこない状況。このままこの3人での生活が定着するのか。それともダニエルとの親権争いでこの先、ひと山待ち構えているのか。
・危険を顧みないドーソン
そして今回、ちょっとやりすぎているように感じたのがドーソン。アントニオがなんとか助かったものの、彼をそんな目に合わせた奴が許せないと言って、自らの手でなんとかしようと考える。
まずその発想が非常に危険。一警官が発砲されて瀕死になったのに、身を守る術のない一般民がギャングの元に殴り込んでいこうとする。そのためにマシューの天敵であるボイド刑事と取引をする。この後先考えない行動は、間違いなく、この後に影を落とすように思う。
マシューの前にボイドが戻ってきて復讐を始めるか、母親の人生をめちゃくちゃにしにくるか。今回のドーソンの行動がきっかけで何か良からぬことになりそうな気配が残る。
ちょっとやり過ぎてしまったように感じずにはいられない。
消防隊としての活動よりもオフ時の出来事が大きくなってきている一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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