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執筆者の写真Dancing Shigeko

海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン1』第14話 順調な人はいない

更新日:2022年7月22日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 変化が速い展開が続く。


 今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン1』第14話を紹介します!


 前回感想 → こちら


[内容]

#14 苦い思い

 マシューは母親の出迎えに行っていた。そして一緒に生活を始める。母は消防署に姿を見せたり、食事に出かけたりと、マシューをヤキモキさせていた。

 巷ではドラッグが横行していた。その捜査にアントニオ(ドーソンの兄)が携わっており、現場では十分気をつけてほしいと言う。そのアントニオは日々疲弊していっているのをドーソンは感じていた。

 ケリーは手術が成功して、シフトに戻ってきていた。オーチスの代わりにエリックがシフトに入っていた彼との因縁を気にしていた。エリックの妹と婚約していたが直前で破断になったことをエリックは根に持っていた。

 オーチスはボーデンやマシューの引き止めにも悩まず、67分署に異動すると宣言していた。ところがケリーが賭けに勝ったと茶化してきたのがきっかけで異動を取りやめる。

 ハーマンは消防に駆けつけたバーの店主が店を手放すというのを聞いて購入を考える。融資を求めて、オーチス、ドーソンと共に購入を決断。いざ契約するが怪しい影が漂う。

 そしてクラリスは出産し、シェイもケリーも喜んでいた。そこに駆けつけたドーソン。病院から出てくるアントニオのやつれっぷりに心配していた。アントニオが車に乗り込もうとしているところを襲撃されるのだった。


[感想]

 順調に行ってそうな人がいないように感じる一話。

・振り回され始めるマシュー

 母親の仮釈放。大人しく生活を送ると想像していたであろうマシュー。ところが、消防署に差し入れを持ってやってくる。迷惑だった?と聞かれて、そんなことはない、と答えつつも、本心では戸惑っているのが伝わってくる。さらに保護観察官が門限は守るようにと、厳しく言っているにも関わらず、食事に出かけるという。この辺りの温度差。母親は久しぶりの外の世界に心が浮き立っている。マシューは逆に何か問題は起きないか、と気にかけている感じがある。まだ一緒に生活し始めたばかりとは言え、マシューの生活には確実に変化が起きて行きそうな気配。

 大きな問題になりませんように。


・完全復帰のケリーには天敵

 ケリーは手術を受けて、すっかり良くなっている。1ヶ月くらいで現場に復帰できると言われていたので、前作から1ヶ月経ったと言うことなのか。この辺りの時間の流れはあまりよく分からない。

 それはさておき、これでケリーは万事OKと思いきや、天敵エリックが応援シフトに入っている。彼の妹と婚約していたという因縁。その結婚が直前で破談になり、妹がおかしくなってしまったと言うのがエリックの言い分。しかし、事実は違う。そのことを口に出そうとしないケリー。過ぎたことを中傷するつもりはない、と言う発言は立派。

 どんなに辛かったことでも、今、問題がないのなら、わざわざ過去のことを蒸し返して、抽象する必要はないという考え方は見習いたいところ。


・ドーソンの歯車が狂い始める

 マシューの母親が消防署に現れ、そこにドーソンの鉢合わせ。審議の時に来てくれてありがとうと言う。そこにはミルズもいて、ミルズの中で不信感が積もって行くのが見える。さらにミルズからの誘いにまだ親に会うのは早いように思っていることを言う。この辺りの対応を見ているとまだ踏ん切りがついていない感じ。

 ところがシェイに説得されて、いざミルズにメッセージを送ったつもりがマシューに送ってしまう。その内容が親にあってもいい頃かも、となっているのだから泥沼、マシューにもドーソンに誰か付き合っている人がいることが伝わってしまう。

 職場で恋愛絡みで、人間関係がギクシャクするのは良くないと思うのだけど。このまま行くと、ドーソンの仕事がお粗末になって、その原因がミルズにあって、ボーデンがミルズを候補生から正式には引き上げないと言う結末が待っていそうな気がしてくる。正常化することを願う。

・ハーマンは常にお金儲けを考えている

 火事の消火に向かったお店。店主がフロリダに引っ越すと言っている。店を手放すつもりだと言っているのを聞いてハーマンはすかさず興味を示す。みんなで出資して買おうと言うのだからすごい。ある意味積極的。その思いにドーソンとオーチスが賛同する。なんとも。

 しかしそこには罠があって、店の売上の何割かを渡している相手がいると言う。ギャングっぽい風貌の男がやってきて挨拶をしている。どうするのか?これまたトラブルの元って感じが溢れ出ている。ハーマンはビジネスを見極める目がないのではなかろうか。

・アントニオがドラッグをしているのか?

 そして今回よく登場するのがアントニオ。麻薬捜査を秘密裏に進めていると言う。その様子はどちらかと言うとアントニオが麻薬に手を出していそうな気配。どんどん顔色が悪くなって行く。情報提供者の女性が姿を消したと、怒り散らしながら病院から離れようとしていると何者かに銃撃されてしまう。

 予感はあったけど、こんなにも早く撃たれる結末が待ち構えているとは。病院前で撃たれたのだから、急げは何とかなりそうにも思うけれど、どうなったのだろうか。

 人間関係が常に動いていると感じる一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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