こんにちは、Dancing Shigekoです!
常に分岐に立たされる。
今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン1』第13話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
#13 それぞれの決断
ケリーはレネーの勧めで先進医療による手術について聞いていた。一部麻痺になる可能性があると聞いて手術を諦めていた。
マシューはドーソンにも付き合ってもらって母親の審査に立ち会い、意見を述べていた。
そのドーソンはケリーの送別会でミルズと自宅へ行っていた。
ボーデンはアーニーから助けの電話があり、何とかしようと考えていた。なんとか居場所を聞き出し、迎えにいたがそこにアーニーはいなかった。そしてアーニーの自宅が火事になる。
シェイのところにクラリスがやってくる。夫と別れたと知らされる。
オーチスは67分署のシフト支援に行っていた。そこで消防車の運転もさせてもらい、居場所を見つけるのだった…
[感想]
常に激しい変化が起きている一話。
・マシューによる弁論
四年間、決して母親のために弁論する事がなかったマシュー。今回、その沈黙を破ってマシューが審査で立つ。当然のように審査官はなぜ今さら弁論しようと思ったのかと聞く。マシューは、やっと母を許す事ができるようになったと言う。時間と共に意識が変わったと言う。 そして子供の頃の優しさと厳しさの両方を訴える。その訴えを聞いたクリスティも反論はせずに、たた涙を流して頷いている。
こうして人間関係は再び回復に向かうのかなと思うと嬉しい展開。人生にはセカンドチャンスがあるのだと思わせてくれる。
・人に頼られると心が揺れるもの
シェイはクラリスが離婚したと言うのを聞いて心揺らぐ。さらに親友だと思っていたケリーがスペインへ行く事を知らされていなかった事が追い打ちをかける。そしてクラリスへの想いが再燃してしまう感じがある。
オーチスはシフト支援に行った分署のメンバーが話に耳を傾けてくれたり、消防車の運転を任されたり、頼られているのを感じる。さらにシフトが終わった時に、異動してきたらいいと提案までされる。これまであまり頼られているように感じていなかったオーチスが日の目を見ると言うか、頼りにされるのを肌で感じる展開。その思いに心が揺らいで、異動願いを出す。ここにも一人頼られて心が揺らぐ人がいた。
オーチスまで去っていくと少し賑やかさが減ってしまわないのかな?
・ボーデンの苦悩
アーニーから助けの電話が来る。明らかに前回よりも頼ってきている感じが出ている。一度目の電話では場所を聞き出せなかったものの、2回目の電話ではなんとか聞き出す。ところが急行してもそこにはいない。
そして最悪の事態が起きる。その犯人と思われるアーニーの叔父をカーチェイスの末、取り押さえる暴挙に出る。警察に取り押さえられ、しばらく出勤停止の処分を受ける。ここに来て、切れ味抜群で冷静だったボーデンにも大きな転機が訪れた感じが出る。果たして、この後どんな道が待っているのだろうか。
・ドーソンの本心はどこに?
ドーソンはミルズに気があるのか、マシューに気があるのか?マシューにご飯を誘われて一緒に食べに行って楽しく話し合っていたと思いきや、ケリーの送別会を抜け出してミルズを家に招き入れている。マシューを優先した方がいいように思うのだけど、ドーソンはどっちに落ち着くのか。ボーデンから警告されたミルズも懲りもせず、恋にうつつを抜かしていて、彼の消防士としての道が塞がれるのが先か?一人の女性が原因でどちらかの人生はおかしな方に進んでしまいそうな気配。
・ケリーの決断を揺るがしたもの
そしてケリー。マドリードに行くつもりでいたのにレネーから最新の医療技術で一ヶ月で治るかもしれない可能性を教えてもらう。それで話を聞きに行くものの、リスクが残ると言う。一度はそのリスクを取るくらいならマドリードに行こうと考えたももの、送別会で仲間たちの様子を見ていて、心が揺らされる。この仲間を失うのはつらいと感じたのだろう。そして、父親に会いに行く。
この父親がまた憎い。ケリーの心境を掴んでいて、見守る姿勢。それでケリーは決心する。手術を受けると。それを聞かされたレネーの様子。ショックを受ける彼女。レネーがどこまで本気なのかぎあまり見えてこなかっただけに、この悔しがる様子を見て、理解。彼女は本当にケリーのことを愛していたのだと。だからこそ手術の提案もしたし、マドリードへ行く提案もした。ケリーが喜ぶ道を探してくれていたのだと理解。表情だけを見ていると仕事優先の人と言う印象を受けていただけに、そのショックを受けた様子はつらかった。
51分署の将来がどうなるのか、全く予想できない展開の一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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