こんにちは、Dancing Shigekoです!
各個人が抱える問題が浮き彫りになっていくのが面白い。
今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン1』第十話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
#10 不穏なクリスマス
クルースはリオンが殺される夢を見てうなされていた。ギャングのボスにお金を請求されるが払えない。
そんな中、消火にあたった家庭の夫人からネックレスが無くなったと訴えられる。マシューの同期で犬猿の仲の調査班が消防署に来て、険悪な感じが広がる。
調査が続いていたが、ギャングの衝突で出動が繰り返される。その火災現場にギャングのボスがいたをクルースは見て見ぬ振りをする。
シェイとドーソンは11月の薬の在庫が合わないことの説明を求められていた。調査官が来ていることに対して警戒してのことだった。シェイは必死に言い訳を考えていた。その様子を大隊長のボーデンは気になっていたが言葉に出すのを控える。
ドーソンはクリスマスに従兄弟が参加するパーティにミルズを誘おうと考えていたがシェイに唆され、マシューを誘う。
シェイはケリーが相変わらずこっそり薬を使っている事が許せなくて、ルームシェアを解消して出て行くのだった。
[感想]
クリスマスも出動要請が絶えない一話。
・不正は隠しきれない
ケリーのために痛み止めを取っていたのが明るみに出るピンチが訪れる。シェイは必死に言い訳を考える。それも全てはケリーのために。ところがケリーはそんなことお構いなしに薬をまだ服用している。しかもシェイではない別の人から受け取った薬を使う。その事がシェイにバレて、怒りを買ってしまう。
なんとかシェイはドーソンに言い訳を伝え、さらにはボーデンにも伝えるが、すでにバレていそうな気配。果たして、この辺りは丸く収まるのか。
・お金に困った末路
火事の消火が済んだらネックレスがなくなっていたと言い出す夫人。
最初その話が出た時、クルーズが盗んだのかと思った。お金に困ったクルースが、目が眩んでつい盗ってしまった。そんな構図を予想していた。
ところがオーチスが彼女は嘘をついていると言い出す。保険を狙っていると言い出す。その根拠を次々と持ってくる。その分析を信じたマシューもなかなか大胆。その夫人の家を訪れて、平気で嘘をついて去ってくる。赤外装置の録画を全部見て、犯人を割り出すなどと言うない機能でハッタリをかますのだから面白い。
オーチスとマシューの連携プレイが光った。
・弟のためなら
クルースはリオンが狙われているのを夢にまで見る。そのリアルさに、焦りが出る。お金を消防署の仲間から工面してもらうと言う選択肢はなかったのか。なんとかするって言って納期を先延ばしにしていたものだから、最後の一線を越えてしまったのではなかろうか。死んでくれた方がいいと感じてしまった罪を、クルースはどう乗り越えるのか。このまま戦線離脱してしまうのか。
・因縁の存在
マシューと犬猿の仲に見える調査官がやってくる。そして母親はどんな感じだと質問を投げかけてくる。それがどう言う意味なのか?それが明かされる。母親が刑務所に入っている。まだ明かされたのは刑務所に入っていると言うところまでで、ここから少しばかり過去が離されていくのだと予想される。マシューにとっての暗い部分の気配。母親が刑務所に入っていると言うパターンを見るのは、珍しい。どんな経緯があったのか。母親をめぐって兄妹の仲も疎遠になったように見えるだけに、今後の展開が気になる。
・ドーソン、恋路散る
マシューを誘ってパーティに行くことにしたドーソン。もう少しでミルズに声をかけようと言うところで、マシューが近くに座っているのが気になったのか、マシューの方へとなびいていく。やっとのことで誘ったパーティ。マシューはあっさり了承。
ドーソンはドレスを新調しに行く。かなり胸元大きく開いたドレスを試着していたけど、もう一つの方に決めて出動していく。そして、いざパーティ。マシューも自然な振る舞いで一緒にいる。ところがドーソンが私たちの関係はただの友人?と聞くと事態は悪い方へ。マシューは今はそのタイミングではないと言う。
今は、どう言う都合でタイミングが良くないと思っているのか?ドーソンの意見はハリーがまだ好きなんだと決めていたけれど、何か他のことがありそうに思えた。母親のことが特に大きそうだと感じた。
シーズン1半ばで早くも隊員たちが空中分解してしまいそうな気配が出てきた一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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