こんにちは、Dancing Shigekoです!
しばらく海外ドラマはいくつか並行してみる時期が続きそう。
今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン1』第二話 を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
#2 愛しき人
ハーマンが退院して署に姿を見せる。快復を祝う間も無く出動要請。崩落事故で3人が転落したと言う。二人は救出し、残す一人が穴にはまっていた。ケリーが中に入っていき、救出しようと対応するも足が岩に潰されて身動きが取れなくなっている。さらに内出血がひどい状態、一刻を争う中、外科医が到着。しかしケリーはもう必要無くなったと出て行く。
消防署の一大イベントバーベキューが行われて、マシューは恋人を連れてきていた。そこにはダーデンの妻も来ていた。彼女の子供にみんなが気を使うかもと心配しているとマシューが子供たちの相手を上手にするのだった。
その後、窓拭きゴンドラの落下事故が発生。現場に急行した第51分署。運転席の女性が助かり、助手席の女性が死亡しているのを見て、マシューは恋人に婚約を申し込むのだった。
[感想]
死と直面してそれぞれの心が揺れる一話。
・ハーマン復活するも…
まず印象に残ったのはハーマンが署に姿を現した時。松葉杖をついて、まともに歩けない様子でみんなと合流する。その様子を見て、誰もが閉口。ハーマンは神経がやられてしまってもう元には戻れないと言う。その時の他の隊員の悲壮感と言ったら、言葉に困る瞬間。自分がその場にいても、どう声をかけようかと考え黙り込んでしまいそう。
ハーマンは用意された椅子に座って一息ついて、妻にもどう話すかと言った様子を出し始めて、いきなり元気よく立ち上がる。みんなを騙して楽しむハーマン。この場面、冗談好きな感じが非常によく出ていた。入院が退屈すぎて考えていたのだろうなぁと想像してしまった。
・バーベキューを楽しみする
書の中にはバーベキューのポスターが貼られている。それを見て楽しみにしているのが伝わってくるメンバー。ケリーはダーデンの家族が来ると知って、避けるためにもバーベキューの日にシフトに入れてもらえないかと隊長に相談。しかしバーベキューは全員参加だと言って、シフトを増やすことを認めない隊長。この辺りにバーベキューでコミュニケーションを取る文化なのを感じる。きっと楽しいのだろうと思う。
・崩落事故現場で
崩落現場でケリーが助け出そうとしていた作業員。頑張ってくれと励ましてしているものの、その作業員は自分が助からないと感じている。ケリーが励ましていくものの、ケリーに頼み事をする。その頼み事が、実は妻への動画撮影だった事が最後の方で明かされる。崩落事故で、穴の中で一人孤独に痛みに堪えていたところにやってきたケリーを自分の息子のように感じたと言い残していく。さらに印象的だったのが妻に対して、自分よりも先に死なないでくれと言う約束を守ってくれてありがとうと言い残す。
妻への思いが滲み出る。笑顔で感謝の気持ちを伝えて、人生の最期を迎える。事故にあった事自体は不運だけれど、こうしてメッセージを残す事ができたのは幸せのことだったのだろうと思わせる。そして妻への愛を感じる場面。こんな関係の夫婦像に憧れる。
・事故の原因を研究
ダーデンが焼死した事故について、隊員全員で研究をする。何ができていたら、惨事ならなかったか、分析の結果ぎ報告される。空気の逃げ場がなかったから一気に火が吹き込んでいった。だから一階を排気するべきだったと結論づける。その事実だけを見極めて、だから誰が悪かったと言う議論をしないあたりはプロだと思った。事実を受け止め、次に活かそうと言う気配を感じた。
・窓拭きゴンドラが降ってくる
大きな事故が続く。次はゴンドラの落下。直下にあった車に直撃して車を凹ます。その中には人が乗っていて助手席側は落下物で潰されてしまう。その僅かな差。人生で生き残るか死ぬかの境はどこにあったのか。人生、死と隣り合わせだと感じてしまうマシュー。バーベキュー前は恋人との仲がギクシャクしている感じだったけれど、その落下事故を見て、今を生きないといけないと強く思い、結婚を申し込む。その心の変化。
消防士とは言えど一人の人間。日々の消火活動の中で命の尊さを強く意識させられる事がある、それが会社員とは違う世界で仕事をしていると感じた。
ケリー、マシュー共に事故現場で助けられなかった命を見て、心揺らされているのが伝わってくる一話だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
Comments