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執筆者の写真Dancing Shigeko

海外ドラマ『インスティンクトー異常犯罪捜査ー』第6話 事件は意外なところで起きる

 こんにちは、Dancing Shigkeoです!


 もうすぐ折り返し地点。


 今回は海外ドラマ『インスティンクトー異常犯罪捜査ー』第6話を紹介します!


 前回感想 → こちら


[内容]

#6 究極の効率化

 捜査に入った会社で容疑者が同僚を人質にとった。デュランが説得に入り、容疑者を取り押さえることに成功したが、容疑者は持っていた刃物で足を怪我した。ニーダムとデュランは搬送された病院で、体調が回復するのを待っていたが、男は体調が急変して死亡してしまう。医療ミスに見えたその対応をしていると、その病院関係者と思われるものから、同じようにその病院では殺人が起きていると密告があった。

 デュランとニーダムは病院の詳細の捜査を始めるのだった。


[感想]

 意外なところから事件に発展していく一話

・犯人収容先が事件現場

 今回は最初の人質事件が主たる事件ではなく、怪我をした犯人が搬送された病院が事件現場。そこで、犯人の体調が急変。心臓発作みたいな症状を起こして死んでしまう。それを医療ミスと見て殺人事件として捜査が始まる。

 犯人の怪我の度合いから病院のベッドで寝かされるほどの重症には見えなかっただけに、かなり意外な展開。それにこれまでは猟奇殺人のような事件が多かったものの、今回は陰謀的な感じの内容だから、だいぶ路線が違う。

 猟奇殺人と言う設定に無理があったのか?とドラマ作成の背景にも想像を巡らせたくなる展開だった。


・早とちりをするニーダムとデュラン

 看護師が怪しいと見るニーダム。事情聴取をしても対応が悪く、主任医師からも名前がポロリと聞こえてくる。何か怪しいと言う感じが出ている。

 そして張り込みをしていると、医師から何か受け取った気配がある。それで、ニーダムとデュランが後を追っていく。入って行った部屋の外で中の音を聞いていると危険な気配。それで、乗り込んでいくと医師とセックスをしていると言うオチ。ちょっとその見せ方にも少しドラマ作成の舞台裏にやや苦しさがあったのかと、勘繰ってしまった。


・ERほどの緊迫感が…

 昔、ERというドラマがあった。そのドラマではいつも慌ただしくしていた。緊急の患者が搬送されてきては、誰かが叫んでいるという感じ。今回のドラマの舞台もERだったけれど、こちらはそんな緊迫感には乏しく、どちらかと言うと人が溢れかえっているという印象。治療が済んだなら帰ってちょうだいと突き放す看護師の対応が印象的だった。

・セントラルパークでストレッチ

 ニーダムがセントラルパークで運動をしている。その様子を見ていたナンパ男が自分はインストラクターだと言って、腰と膝を痛めるからその運動はやめた方がいいと言う。そして、ダンベルを渡して、これを使ってエクササイズをするといいと提案。ニーダムは言われるがままに腕を持ち上げ、そこから腕を後ろに下ろす。その瞬間、ダンベルが背後にいた男の顔面にヒット。この場面、なかなかに衝撃。下ろした腕が相手の顔に当たるって、どれだけ近くに立っていたのか。これはどう考えても男の立ち位置に問題があったと思うのに、その男が訴訟を起こすのだから、さすが訴訟大国と言う展開。結局、その男が同じ手口でお金を取ろうとする当たり屋だったと言うことだったけれど、なかぬか人を信用するのは危険だと感じる場面だった。


・それはやりすぎではないか?デュラン

 病院の医療機器保管室に入るために、デュランはニーダムから渡されたレプリカの警察バッジを見せて、病院の受付を通る。その時にニーダムの名前を書いて入っていく。さすがにこの場面、デュラン、やり過ぎだったのではないかと感じずにはいられない。デュランの行動がちょっとずつ非常識な感じになりつつあるのも気になる一話だった。

 犯人は意外な人物像の一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!!

 それでは、また次回!



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