こんにちは、Dancing Shigkeoです!
今週末は一話のみ。
今回は海外ドラマ『インスティンクトー異常犯罪捜査ー』第12話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
#12 リアルの極限
映画館で女性の死体が見つかった。その直後、殺害の様子の映像が流れる。
事件捜査にあたったニーダムとディランは被害者シャーロットが受けていた映画の授業の教授モシャーの話から生徒の一人ヘンリーを疑って話を聞きにいく。
事件捜査と並行してディランはアンディーと共にマディを預かっていたが、彼女は学校で問題を起こしたと言うのだった…
[感想]
事件捜査とは別のところで変化が起き始める一話。
・ルール重視のニーダム
ニーダムはジュリアンを呼び出す。さらにディランも呼び出し、3人で会う。ジュリアンを使って捜査するのは違法だと言い切るニーダム。ルールを守って、操作をしていきたいと二人に釘を刺す。
ルールが大切だと言うニーダム。警察署に一時的に来ていたマディに対しても同じようなことを伝える。ところがマディが困っていた時に与えた助言はルール違反のような内容。マディはルールを守ることが大切なのではと逆質問するほど。
時にはルールを破ることも大切なのだと、結論づけていたのだけど、興味深い。ルールを守ると都合の悪いことがある、と言うのは純粋にルールに問題があると言うことなのだとも考えられる。そのルールを変える努力をすることも大切なのではなかろうかと思わせるスタンス。
・教会のような大学
事件の被害者が通う大学が二度ほど登場する。白い外壁に教会のような作り。教会なのかもしれないと思わせるその大学。こう言った中世を思わせる造りの建物と言うのはいつ見ても壮観。
調べてみるとニューヨーク市立大学シティカレッジが似ていそう。大学も個性的なところが多いと感じる。
・里親の予行練習
ディランとアンディーは親戚(?)の子 マディを一週間ほど預かる事になる。二人は子供を欲しいと前回くらいから話をしていて、ちょうどその予行練習だと言う。
それで学校の後の計画をみっちりと立てるディラン。その内容は非日常と言った方がよさそうなもの。その辺りに子育て経験がないのを感じる。そんな気合いを入れた計画を知ってか、知らずかマディは来るなり、友達と用事があるからと言って計画が崩れていく。小6くらいの女の子と言ったらそう言うものだと、見る側としては内心思いながら、ディランとアンディーの失望した様子を見てしまった。
・殺人の様子が配信
今回の殺人事件はハロウィンのようなコスチュームに身を包んだ女性が映画館で死んでいると言うところから始まる。その捜査をしていると、スクリーンに彼女の様子が映し出されて、殺害の様子が生々しく見せられる。
この辺りの展開は猟奇的と感じた。この作品の初期の頃の気配が戻ってきたように思う殺人。(そう言った猟奇的な殺人を期待しているわけではないのだけど、この作品の特徴ってなんだろうと考えると、猟奇性が挙げられるのかと感じている)
さらに二人目の殺人も動画配信。こっちは幸い未遂で終わったのだけど、殺人の様子をネットで配信とか、間違ってみてしまったら人生観が変わってしまいそうで怖いと感じる場面だった。
・変化し始める関係
ディランとアンディーはマディが帰った後も子育てについて話し合っている。ちゃんとうまくいくと話し合っている。きっと子供を探すところが次に待っていそうな気配。
一方、ニーダムはなぜかジュリアンと急接近。なんで、そうなるの?と思う結末。何かこの二つの流れ、どちらもいい事なさそうな感じがしてしまう。果たしてどうなっていくのか。
ニーダム、ディラン共にどんな未来が待ち受けているのかと感じる終わり方の一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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