こんにちは、Dancing Shigekoです!
いろんな人間関係が広がっていく。
今回は海外ドラマ『イコライザー シーズン3』第9話を紹介します!
[内容]
#9 つきまとう過去
物流センターで働くティムのところにランドールがやってきた。保護観察中に昔の仲間と会うのはルール違反だと行ってランドールを追い返そうとするが、ティムの弟ショーンを人質に取り、強盗を手伝うように迫る。
ティムはロビンに相談に行き、ロビンはショーンの救出を約束する。
ロビンはダンテにも情報を流すが、ランドールは警察殺しの凶悪犯。今すぐにでも逮捕に踏み切りたいと言う。ロビンはダンテにショーンを助け出す時間だけは確保させて欲しいといい、ランドールの作戦決行をなんとか先延ばしにしようとするのだった。
[感想]
いつも通りに事件を解決して行ったか、のように見える一話。
・事件を解決したものの
ロビンはダンテと協力して、なんとかティムの弟ショーンを助け出すことに成功する。ところが、その過程でメルが危なくなってしまい、メルを助けるためにダンテはランドールを追うのを断念、そして逃してしまうという事態が発生。
ダンテは少しでも早くランドールを逮捕したい、と言っていたのに対して、ロビンがショーンを助け出せなくなるリスクがあるから待ってほしいと言って止めていた。その結果がこれ。
ティムとショーンが無事を祝いあっている様子を見てもどこか上の空な感じ。彼らを助けたいために、ダンテが本来やりたかったことの邪魔をしてしまった。その代償は大きい。
ダンテとの関係は修復できるのか。
・ヴァイは着々と成果
ロビンがティムの弟探しに奔走している時、ヴァイは偽鑑定士(偏見鑑定士)を撃退していた。
いつものメンバーでカードゲームをしていると、どうも様子がおかしい二人に対して質問を投げかける。家を売ろうとしたら、他のところの半分以下の値段しかつかなかったと言う内容から、黒人に対して偏見のある鑑定士なのだと判断。
その鑑定士に自分の家も鑑定してもらって低い値段を言われた時点で、別の鑑定士に入ってきてもらって現行犯で退場させる、と言うヴァイの手腕。前回も仕事のオファーがあり、今回も悪者を撃退して、地味にヴァイが世の中を変えて行っているのが面白い。
一人一人ができることをやったら、何かが変わるのかもしれないと思わせてくれる。
・ロビンが弱さを見せる
ダンテとの約束を裏切る形になってしまったロビン。ヴァイとデライラが鑑定し撃退を喜んでいるところに冴えない表情で帰っていくロビン。ヴァイとデライラが心配して声をかける。これまでだったら、そこでロビンが心境を語ることがなかったのだろうけれど、珍しく、自分の失敗談を口にしている。それだけダンテに対して申し訳ないと思っているのだろうと思うと同時に、ロビンの家族に対する約束(隠し事をしない)も守ろうとしているのが見え隠れ。
話すことで楽になることもある。一人で抱え込むよりも、もっと上手に心のうちを語って行った方が精神衛生上、あるいは何かを進めていく上では大事なのだろうと思う。ここからロビンの活動は少しずつ上向きになっていくのではなかろうか。
ロビンとダンテの関係がどうなっていくのか心配の残る一話だった。
前話感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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