こんにちは、Dancing Shigekoです!
デライラもCIAの道を歩むのか?
今回は海外ドラマ『イコライザー シーズン3』第3話を紹介します!
[内容]
#3 ガス燈
エヴリンは死んだ夫リチャードに脅されているという。誰も信用してくれないような依頼をロビンは受けて、調査を始める。誰かが侵入した痕跡があるとわかると、監視カメラの向きを変えて、動向を確認。すると何者かが侵入するのを目撃。ロビンが現地に向かい、侵入者を取り押さえていた。
ヴァイは日中、デライラが学校に行っている間、トリッシュに電話をしていた。すると彼女がやってくる。いつもならもっと遅いデライラも戻ってきて、トリッシュからいろんな話を聞かせてもらう。ヴァイは過去の話に触れられて嫌がるのだった。
[感想]
ホラーのような一話。
・ドキッとするオープニング
イコライザシリーズにしては珍しくホラーな感じのオープニング。
エヴリンが夜中に物音に気づいて目が覚める。気づくと窓が開いている。薄暗い部屋。急いで娘のケイリーが寝ている部屋に行って彼女を抱いて寝室に向かう。そして辺りを警戒している。
今にも何かが出そうな気配。後ろを振り向いた瞬間に、強盗犯が出てきそうな気配。しかし、そういったことは起きず、ドアを閉めたら、家族写真にナイフが突き刺さっている場面で終わる。
このわずか数分の展開がこれまでのイコライザとは違い、ホラーっぽくて仕方なかった。
・精神異常なだけか
その理由が何かと思ったら、エヴリンが夫リチャードは死んだのに、最近、何か嫌がらせが続くという話で納得。
ただイコライザーは超常現象は題材として取り扱っていないから、ここには何か裏があるのだろうと思いながら見ていたものの、やはり彼女の狂言だったのではないか、と思わせる瞬間もある。
そして徐々に調査が進んでいくにつれて、実は夫は生きていたというオチ。さらに精神異常を起こしていた、(と言うより嫉妬に駆られて異常行動を起こしていた)のは別人物だと発覚して、エヴリンの言っていたことは、正常だったことがわかると言う展開。
これまでのエピソードと違って、どんちゃんわちゃわちゃというド派手さはなく、ミステリアス色が強い展開だった。
・ヴァイの昔話
ヴァイがトリッシュと楽しそうに電話をしている。その最中、来客があって出てみるとそこにトリッシュがいる。ヴァイが嬉しそうに彼女を迎え入れる。どうやら彼女たちは友達以上の関係だと言うのが見え隠れ。そこにタイミング悪く戻ってくるデライラ。
3人で食事をしながら、トリッシュがヴァイの昔話をたくさんしている。デライラがそんな過去があったんだと楽しんでいる。その中で絵画展に出展するのを辞退したエピソードが語られる。有名な画家と同じタイミングで出展しようとしていたのだとか。その詳細を知りたいとヴァイにせがむと、ヴァイが嫌悪感を見せて、デライラを突き放す。
そんなエピソード。その後、ヴァイは当時、有名画家の作品を見て、自分の能力の差を感じて、限界を感じた過去。天才とはこういう絵を描く人で、自分には才能がないのだと痛感して、出展しなかったのだと言う。今は、そう思っていないけれど、当時の自分はそうだったと。
実力の差を痛感して、自分の限界を悟る。その時の心境がなんとなくだけれど、伝わってくる。その過去を根掘り葉掘り興味本位で質問されたら、ヴァイのように突き放す反応をしそうな気がする。誰もが抱えている過去の痛み。地味に響く。
ダンテの登場が控えめで、事件もミステリアスな一話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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