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海外ドラマ『イコライザー』第4話 法では裁けない悪に立ち向かう

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2022年11月5日
  • 読了時間: 6分

更新日:2022年11月18日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 事件に積極的に絡んでいく。


 今回は海外ドラマ『イコライザー』を第4話を紹介します!


 前回感想→こちら


[内容]

#4 血に汚れた帝国

 クリスタルはカリプソである初デートの不安についてマルコムに話をしていた。マルコムに励まされて行ったデートは成功に終わり、喜びをマルコムに伝えようとしていたが、帰るとマルコムは飛び降り自殺をしていた。マルコムはクラウン・ハイツからの立ち退きに反対する運動をしていた。

 クリスタルから連絡をもらったロビンは、彼が自殺をするはずがないと言われ、調べ始める。マルコムを知るチャールズにも話をして、ロビンは部屋を調べていくと、マルコムのではない靴跡を見つける。また遺書の中に残っていたメッセージからギャングの仕業と疑い、地域のギャング・ボンバーズのリーダー ケニヤ・ベルに接触する。

 チャールズの協力も得て、ケニヤを逮捕に繋げたが弁護士が現れ、すぐに釈放されそうになる。彼の裏にハリントン・プラザなどを保有する資産家ロバート・ハリントンが手を回しているとロビンは判断。彼こそがクラウン・ハイツの再開発の首謀者。

 調べていくと、バーレーンのテロリスト栄光の預言者とのつながりなども見つかり、容疑は固まる。ロビンはロバートの息子エドウィンに近づき、ロバートを逮捕する作戦に出るのだった。


[感想]

 地域の住民のために行動を起こすロビンの活躍を描く一話。

<皆、血が通っている>

・ギャングも小心

 ロビンがマルコムの自殺の容疑者としてケニヤを挙げる。それで早速話を直接聞きにいく。集団で新入りを痛めつけているところにバイクで乗り込み、ケニヤにマルコムの自殺について聞いてみる。ロビンが何か知っていそうな気配を示し、警戒するケニヤは部下たちに銃を用意させてロビンを囲ませる。

 それに対して、ロビンは手を銃のようにしてケニヤに突きつける。そして威嚇射撃。ロビンが指を動かすと同時にその先に銃弾が撃ち込まれていき、メンバーは全員青ざめる。

 この場面が実に印象的。自分達も銃を持っているけれど、銃を持っていないロビンが指を動かしただけで、発砲されるのだから、さすがにギャングとは言え、恐怖を感じるみたい。揶揄われていると思っていたところに銃弾が飛んでくるのだから、さぞ慄いた感じ。

 どんなに強がっていても、ギャングの集団というのは若くて、臆病者なのかもしれないと思った。それがために集団で行動をするのかもしれないと感じる展開だった。


・正義のために自ら動け

 デライラが地域に空いている穴についてTwitterで発信したら、たくさんのリツーイトがあったと喜んでいる。行政へも影響を与えることができたと喜んでいる。ところが実際に市の職員に話を聞いてもらおうとすると、軽くあしらわれてしまう。自ら正しいことのために活動するなんて、無理だと諦めかかっていたけれど、ロビンが励まし、再び行動をしていく。

 こういった子供が、間違っていると感じることに、積極的に行動を起こしていくようになるのは親の影響なのだと感じる。どんなに相手が大きくても正しいと思うなら、立ち向かえ、挑戦することが大事なのだという教えが印象的。さらには人生、必ず壁に当たることがあると。そこでどう行動するかが大切なのだと。

 挑戦させるだけではなく、困難にぶつかったときの心構えも教え込んでいるのも印象的。さらに一緒に行動してくれる親だったら、心強いのだろう。将来、デライラもロビンのような仕事をするようになるのかも、と感じる。

・ビショップと協力

 ロバートから情報を奪うためには彼のオフィスに潜り込むしかない。そんなわけではロビンがビショップと手を組んでパーティに乗り込む。しかしロバートと挨拶を交わすなり、怪しい二人組として追い出されてしまう。

 作戦失敗と見せて、ビショップがカードキーを奪っている。その後、こっそり43階のオフィスに向かって、サーバールームに侵入。データを抜き出して、逃げようとしていると再びロバートが現れる。

 ロビンとビショップ、この二人は名コンビなのか、どうなのか?と思うような失態が続く。ロバートにあっさり阻止されてはダメでしょ!

 と思ったら、そうではないのだから、この二人はいいコンビなのだと感じた。

<悪は正義に狙われる>

・感覚が麻痺しているロバート・ハリントン

 ロバート・ハリントンはお金のためならなんでもするというスタンス。テロも支援するし、地域の住民の意向など無視。さらに邪魔になるものがいれば、躊躇わず排除する。そういったことをしてもお金の力でなんとでもなると考えている。

 お金を持っているから、こういった悪の感覚になるのか。こういった悪の感覚があるからお金を手に入れることができるのか。どっちなのだろう。きっとこういった人物にも人生のターニングポイントがあって、どこかで道を外してしまうのだろうと信じたい。

 元は大義のためにお金儲けを成功させていたのが、いつしか悪の道へと落ちていくものなのだと信じたい。

・正しいことのために歯向かうエドウィン

 父親のやり方は間違っていると感じている息子エドウィン。その感覚に上手に入り込んでいくロビン。彼から情報を聞き出し、ロバートの悪事を阻止することに協力する。ロビンが捕まったように見せて、最後、仕上げをするのが息子のエドウィン。

 言葉巧みに悪行を示す発言を引き出す。その様子をネットで拡散する。という流れ。

 父親に婚約者のリサとも破談にさせられたことがよっぽど悔しかったみたいで、その部分に上手に訴えたロビン。エドウィンは正しいことのために、お金を使うことができるのか。徐々に悪に染まっていかない強い心があって欲しいと願ってしまう。

・所構わずロビンがやってくる

 ダンテがフィットネスクラブのシャワー室で汗を流している。そこにマルコムの自殺について話を持ちかけてくるロビン。

 ロビンの話しかけ方がいい。お尻にまだ石鹸が残っているわ、とからかう。声をかけられた振り返るダンテ。ロビンだとわかって話を聞く。タオルを取ってくれと言われても応じないロビン。その壁一枚で隔てられたダンテ。裸の状態で話をされる心境とはどんなものなのか。地味に笑えるシチュエーション。

 それでも協力するのだから、ダンテは根っからの正義だと感じる。違法で正義を貫いていくロビンを将来的にどうするのか、今後もダンテの動きからも目が離せない。

<ニューヨークのどこかで>

・夕暮れ時のマンハッタン

 ビルの部屋に明かりがついている。高層ビルが立ち並ぶ。その様子を上空から映し出す場面がある。夕暮れから夜にかけて、あたりが暗くなっている時間帯。摩天楼を見ていると、またいつの日か行ってみたいと思う。

 ワールドトレードセンターがあった頃以降、訪れたことのないニューヨーク。ワン・ワールド・トレードセンターにも行ってみたい。その様子が映し出されるたびに気になってしまう。

 警察が踏み込めない悪を次々と逮捕に繋げていくロビンの腕前が披露される1話だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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