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海外ドラマ『イコライザー』第10話(最終話) 港でド派手に!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 ついに最終話!


 今回は海外ドラマ『イコライザー』を第10話(最終話)を紹介します!


 前回感想→こちら


[内容]

#10 前と悪の境界線

 デライラがジェイソンらクラスメイトと授業をサボって街中を歩いていた。その時、銃撃があり、ジェイソンが被弾してしまう。その話を聞いたロビンは子供に危険を及ぼした人たちに復讐する事を誓い、メロディ、ハリーと共に銃撃者の所在、その裏にいる組織の調査を進めていく。きっちりと法で裁かれてほしいと考えて、ダンテ刑事に情報を提供していくのだが、法では捌ききれない、かつデライラが脅迫されたことを受けて、ロビンは自らの手で決着をつけに行くのだった。


[感想]

 家族を守るために戦うロビンを描く一話。

<家族に手を出させない>

・デライラが事件に巻き込まれる

 授業をサボったときに銃撃に巻き込まれるという、微妙な状況とは言え、娘がもしかしたら死んでいたかもしれない、という事件が起きる。ロビンはやや冷静さを失っているのではないか、と思うような感じで、犯人を突き止めに行く。

 そして突き止めた犯人に手を出すなと警告する。しかしそれが聞き入れられないと分かると容赦無く全員殺してしまうのだから、恐ろしい。こんな生活をしていたら、いつか復讐に遭いそうと思ってしまう。

 シーズン2では、家族の安全が中心になりそうな展開だった。


<正義とは迷いが生じる>

・服役中の父と会うダンテ刑事

 ダンテが父親に会いに行く。なぜ不正をしたのかを尋ねている。それに対して、父親の回答が印象的。

 「世の中には正義と悪の間に境界線はない。あるのは灰色な領域。そして個々人で善悪の判断軸が異なっている。」のだと言う。実に興味深い発言。

 結局、この個々人で判断軸が異なることが世の中の問題を引き起こしているのだと思う。テロをする人たちでさえ、彼らにとっては、それは正義であると考えると、難しい課題と思ってしまう。

 人は言葉で理解し合うことが難しいと言うことだろうか。このバラつく善悪の解釈をどうやったら合わせていけるのだろうか。それとも合わせる必要がないのか。

 この灰色の領域が存在する限り、世の中から事件はなくならないのだろうと思う。個人的には非常に分かりやすい表現で、正義について語っているダンテの父親はすごいと感じた。

<治安の悪い場所>

・ニューヨーク ブルックリン?

 デライラたちが歩いていた場所。最初に橋が映し出されて、住宅街というかゴミゴミとした街並みが映し出される。マンハッタンから少し離れたところだと分かる。ブルックリン辺りなのか、ハーレムなのか。

 そういう場所というのは治安が悪いのだろうなと思って見ていると、案の定、銃撃が起きる。もし自分がニューヨークに観光に行くとしたら、こういった場所には近づかないようにしようと思ってしまう。いつ何時、こういった発砲事件があるか、わからないと感じてしまう。

 人通りの多いところを活動するのが、観光客には良いのだろうと思う。

 一方、実際に住んでいる人たちというのは、こういった事件がいつ起きてもおかしくないという不安があるのだろうかと思ってしまう。

 もっと安心して過ごせる世界になってくれることを願う。

 ダンテとの関係が築き上げられ、デライラとの関係が微妙になる一話だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!




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