
こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は書籍『論文の教室』の目次を紹介します!
[基本情報]
著者:戸田山和久
出版社:NHK出版
出版年:2012年
ページ数:313ページ
[目標]
論文の書き方を学ぶ
[目次]
Ⅰ キミは論文って何かを知っているか
第1章 論文の宿題が出ちゃった!
1-1 ヘタ夫くん登場!
1-2 とりあえずやるべきは辞書に投資することだ
1-3 剽窃とは何か?それはなぜサイテーの行為であるのか
第2章 論文には「問いと主張と論証」が必要だ
2-1 論文とはどんな文章か
2-2 論文を書くときに絶対に忘れて欲しくないこと
第3章 論文にはダンドリも必要だ
3-1 論文を書くときに、豪快さんはチトまずい
3-2 [ダンドリその1]課題の主旨をよく理解しよう
3-3 [ダンドリその2]テーマの見取り図になるような資料を探して読む
3-4 [ダンドリその3]問題をデッチあげるために基本資料をもう一度読む
3-5 [ダンドリその4]問いをきちんと定式化してみる
3-6 [ダンドリその5]問題に取り組むための調査を進める
3-7 教員とハサミは使いよう
第4章 論文とは「型にはまった」文章である
4-1 まずは模倣からアプローチすべし
4-2 論文の構成要素は五つ
4-3 アブストラクトとは論文の内容を要約したものである
4-4 問題提起・主張・論証ー本体では三つのこのをやるべし
4-5 型に従うことの意味
Ⅱ 論文の種を蒔こう
第5章 論文の種としてのアウトライン
5-1 論文は構造化された文章である
5-2 論文に構造を与えるためにアウトラインがある
5-3 アウトラインは成長し変化する
5-4 報告型の課題のためのアウトライン
5-5 しかし、そもそもアウトラインをどうやって作るのか
5-6 カテゴリーの階層構造
第6章 論証のテクニック
6-1 論証って何だ?
6-2 よい論証とダメ論証の違い
6-3 妥当な論証形式の例
6-4 ちょっと弱い論証形式の例①(帰納的論証)
6-5 ちょっと弱い論証形式の例②(アブダクション・仮設演繹法・アナロジー)
6-6 論証形式を論文には応用する方法
Ⅲ 論文を育てる
第7章 「パラグラフ・ライティング」という考え方
7-1 パラグラフと段落の違い
7-2 パラグラフの内部構造
7-3 ダメなパラグラフ
7-4 パラグラフの分割
7-5 アウトラインが成長してパラグラフになって、パラグラフが成長して…
第8章 わかりやすい文章を書くために
8-1 わかりやすけりゃいいのか?
8-2 文章怪奇大事典
8-3 語の選び方
第9章 最後の仕上げ
9-1 注をつけるとカッコイイ
9-2 引用の方法
9-3 最高に面倒くさいのは参考文献
9-4 内容がイマイチならせめて体裁だけでもキレイにしてね
9-5 最後にもう一度だけ読んでよ
ここまでましになったヘタ夫の論文
巻末豪華五大付録
A 論文提出直前のチェックリスト
B 論文完成までのフローチャート
C ここだけのインサイダー情報:論文の評価基準
D 「禁句集」ー作文ヘタ夫の使いがちな表現トップテン+α
E おすすめの図書など
[注目ページ]
p.26
何か文章を書くときには、まず辞書をデスクの上に置いてから始める習慣をつけると良い。
言葉の意味を調べる頻度が落ちている自分にとっては、まずこの部分から始めていきたい。
[全体感想]
鉄則や練習問題があり、ポイントを押さえながら確認ができる一冊。各ページのボリュームは多く、じっくりと読んで理解を深めたい時に向いている印象。
[振り返り]
まずは言葉を正しく使う習慣を身につけよう。それから論文を書くことに挑戦してみるのも、自分の成長にいいかもしれないと気づきがある一冊だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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