こんにちは、Dancing Shigekoです!
岩手、秋田の県境にある八幡平山頂にドラゴンアイが出現した。雪が解けて巨大な竜の目に見えるようです。見てみたいですね。
今回は書籍『分かりやすい公用文の書き方』の目次を紹介します。
[基本情報]
著者:磯崎陽輔
出版社:ぎょうせい
出版年:平成16年
ページ数:261ページ
[目標]
公用文は何か違うのかを知る
[目次]
序章 公用文の書き方について
分かりやすい文書の作成
公用文の添削例
第1章 公用文の書き方のルール
公用文=分かりやすいバランスのとれた文書
日本語の三つの表記法
Q1 間違いを探せ! ~入門編~
第2章 主語と述語
主語に対する述語があるか、必ず読み直す
Q2 間違いを探せ! ~間違いやすい慣用句~
第3章 漢字と平仮名
公用文は常用漢字表に拘束される
常用漢字表による漢字使用の基本原則
常用漢字表に読みがないものは平仮名で表記
用語の意味によって、漢字と平仮名を使い分けるもの
接続詞は、原則平仮名表記
副詞は原則漢字表記、接続詞は平仮名表記
副詞及び連体詞は、原則漢字表記
助詞及び助動詞は、平仮名表記
漢字の前は「御」、平仮名の前は「ご」
「附」を使う場合
漢字の次は「箇」、算用数字の次は「か」
意味によって使い分ける漢字
限定の「もの」は平仮名
表記に注意を要する語句
Q3 間違いを探せ! ~述語の受け方~
第4章 送り仮名
送り仮名も「常用漢字表」が原則
動詞系の複合語の送り仮名
送り仮名を省略する場合
特に間違いやすい送り仮名
Q4 間違いを探せ! ~漢字一字の違い~
第5章 句読点
句点のルール
読点のルール
①文の長短によって打つ場所は変わる
②単文の主語の後には打つ
③動詞の連用形の後には打つ
④接続詞の後には打つ
⑤名刺を列挙する場合は打つ
⑥重文の場合、主語の後には打たない
⑦接続助詞の後には打つのが原則
Q5 間違いを探せ! ~どこか変だぞ?~
第6章 文体
公用文の文体は「である」体が原則
「である」体と「ます」体の混用は厳禁
「だ」体は使わない
文語的表現は口語的表現に
敬語表現は用いない
「より」と「から」の使い分けに注意
「~から」の後には「~まで」を忘れない
「ついては」と「あっては」の使い分け
句点は括弧の後に
通知文中での注意事項
Q6 間違いを探せ! ~体の一部を使った慣用句~
第7章 項目番号及び配字
項目番号の付け方
大項目を設ける場合
①、②、…の使い方
Q7 間違いを探せ! ~決まり文句~
第8章 名詞の列挙
限定列挙と非限定列挙
限定列挙の基本ルール
階層構造を持つ場合の基本ルール
非限定列挙の基本ルール
「その他」を使った非限定列挙
Q8 間違いを探せ! ~どこがおかしいでしょう?~
第9章 通知文の書き方
通知文の基本的な書き方
Q9 間違いを探せ! ~応用編に挑戦!~
第10章 差別用語・不快用語
時間と共に変化する差別用語・不快用語
Q10 間違いを探せ! ~上級編で実力をためそう!~
追補1 「講ずる」と「講じる」
追補2 外来語の表記
追補3 コンピュータで使える漢字
[注目ページ]
p.94
横書きの場合は1→(1)→ア→(ア)、縦書きの場合は一→1→(一)→(1)→ア→(ア)
項目番号の付け方にルールがあるのは発見。
[全体感想]
公用文の文章ルールを体系的に学ぶことができる一冊。間違い探しは、勉強になった。
[振り返り]
差別用語・不快用語の項目は重点的に読んでおきたい部分と感じた。
皆様の感想もぜひお聞かせください。
それでは、また次回。
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