こんにちは、Dancing Shigekoです!
いかにもと言う本を借りてみた。
今回は書籍『PDCAがよくわかる本』を紹介します!
[基本情報]
著者:日沖健
出版社:秀和システム
出版年:2019年
ページ数:201ページ
[内容]
PDCAをステップごとに説明し、その実用例を場面ごとに紹介する。
[感想]
PDCAの基本をサクッと抑えるのに、わかりやすくまとまった一冊。
・常に目標設定が最優先
目標設定が大切だよ、はどの書籍でも紹介されている。目標として、SMARTの観点を盛り込みましょうと言うのを今回は取り上げておく。
具体的で、測定可能で、達成可能で、関連性があって、時間軸が決まっている。この五つのキーワード、英語で表現した時の頭文字をとってSMART。関連性が何?と引っかかったので覚書。
関連性は上位目標とのつながりが大事と言うこと。例えば会社だったら、部門目標と個人目標とのつながり。その目標を達成すると部門にとっても目標に近づくと言うのが見えていることがモチベーションを上げてくれると言う。
個人で目標立てる時は、大きな目標につながっていく中目標、小目標を立てようと言うことだと思う。
SMARTを意識して、目標設定。すぐにでも取り掛かるべし。
・いろんな場面での活用例が興味深い
職場での業務改善部下育成、家庭での子育てや住宅購入、自身に対して資格取得や転職など、いろんな場面で使えるよ、と言う例が紹介されている。
目標をどこに設定するか、そしてその経過をきっちりとウォッチしていく。どんなことに対しても目標設定が大切ね。
・時にはPDCAを使えないものもある
PDCAを使うにはまず目標設定!と気合が入るところだけれど、この書籍ではPDCAが向かない案件も紹介されていたのが印象的。
簡単なもの、習慣化しているもの、緊急を要するもの、自分の力ではどうにもならないこと(宝くじを当てるとか)。
言われてみれば確かにそうだなぁと言う内容ばかり。この中で習慣化すると言うのを目標においたらどうなるのか?習慣化するまでのPDCAを回して、習慣化したら次の目標設定になるのかな。
使えない系統が明文化されていたのは知る限りこの書籍が初めて。新たな発見がいつもあって楽しい。
人それぞれで振り返り方は異なると言うことも意識して、目標達成に向けて活用をしていきたいと思う一冊だった。
読了日:2024年1月30日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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