こんにちは、Dancing Shigekoです!
業務改善について考えてみる。
今回は書籍『「業務改善の仕組み」のつくり方』を紹介します!
[基本情報]
著者:西野紳哉
出版社:日本実業出版社
出版年:2024年
ページ数:207ページ
[内容]
業務改善の仕組みを進める人、周りが自律的に動き出す仕組み、そして自動化までの流れを紹介する。
[感想]
会社の中でも活かしていきたい内容の一冊。
・業務改善とは
何か都合の悪いこと、どちらかというと現在の仕組みを否定したくて行うアクションと思っていた。しかしこう言う発想は業務改善とは言わず、業務改革と呼ぶらしい。
業務改善とは今現在の仕組みを認めつつ、その中でよくできる部分を見出して取り組むことを指していると言うのが発見。
会社で日頃聞こえてくる改善という言葉は正しく使われているのだろうかと興味が湧いた。
・業務の見える化
各段階で何をしないといけないのかを見える化する。その例がとても分かりやすく、この書き方なら分かりやすいと思う内容があった。左側に最上位の業務があり、その業務を行うタイミング、実施前、実施中、実施後などに分解。それぞれのタイミングで実施すべき内容を記入という形になっているのが実にわかりやすい見せ方。
この書き方が使える業務が、今の会社の中にもあるのではないかと感じた。
・自動化を考える
定型業務の自動化を紹介している。最終的には業務マニュアルが作れると言うことは、その業務は部分的に自動化できるという事なのではないか?そう考えるなら、マニュアル化を進め、部分的に自動化まで実現して初めて業務改善と言えるように思う。
まずは見えるようにすることが大切と感じる一冊だった。
読了日:2024年12月20日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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