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書籍『進歩した文明と進化しない心』その行動、実は…?!


 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 心理学をキーワードに借りてみた。


 今回は書籍『進歩した文明と進化しない心』を紹介します!


[基本情報]

 監修:石川幹人

 出版社:カンゼン

 出版年:2023年

 ページ数:175ページ


[内容]

 人類の進化の過程を述べ、現在の人の心の動きを紹介する。


[感想]

 人の根っこの部分にフォーカスしている一冊。

・進化には時間がかかる

 社会環境が猛スピードで変化していくのに対して、進化は

時間がかかる。人間のベースは狩猟民族であり、農耕へと変化したのは1万年前くらいから。狩猟民族として200万年近い歴史に対して農耕民族としては1万年と考えた時に、人間の心のベースは狩猟民族よりだと言う。

 狩猟民族的なマインドに対して環境が急速に変化しているために、その環境に心がついていけていないのだと言うのが現状という解釈は、自分の中では新しく、もっと深く学んでみるのもよいと思った。


・悩みは人類共通?

 仕事に行きたくない、勉強したくない、やりたいことが見つからない、幸せを感じない、他人より劣っているなどなどいろんな悩みを持つ人がいる。実はその悩みというのは狩猟民族の頃の心が残っている影響と考えられるのだと。

 つまり誰しも抱えることのある悩みなのだと。そして、結局のところ、深く悩んでも仕方ないと思うことが大切なのだと。みんな同じことできっと悩んでいると思うとなんとなく気が楽になる?


・何か違うと思ったら…

 今の環境が何か合わないと思うとしたら、それはまだ心が現代社会に追いついていないからなのだと思うようにしたら、いいのかも?そして、そう感じるのは自然のことなのかなと思い、深入りしない。そういうものだと受け入れることが大切なのかも。

 気軽に行こうということなのかもしれない。


 もう少し自分の言葉で説明できるように深く学んでみたいと思う分野の一冊だった。


 読了日:2024年4月4日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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