こんにちは、Dancing Shigekoです!
記憶系書籍を実践に移していけるように。
今回は書籍『記憶脳』を紹介します!
[基本情報]
著者:樺沢紫苑
出版社:サンマーク出版
出版年:2024年
ページ数:269ページ
[内容]
精神科医が紹介する記憶術。インプットよりもアウトプットを重視している。
[感想]
記憶するのではなく記録することを勧める一冊。
・アウトプットこそ記憶
記憶に残そうと思ったらとにかくインプットの量を増やす。というのをイメージしがちだけれど、実際にはアウトプットすることが記憶への定着の近道。参考書を読むよりも問題集、過去問を解いていく。それこそが記憶の定着に良いという。
ひたすらインプットし続けるのではなく、問題を解いて記憶にとどまっているかを繰り返し振り返ることことが良いのだという。
イメージではインプット3、アウトプット7の比率。インプット0ではさすがにアウトプット10はないというのも理解。
・書くこと
アウトプットする際に、書き出すことも効果的だというのは分かる。この部分は悩ましく時間優先とするならば、あまり書き出すことばかりに頼っていてはいけない、と感じる部分もある。
この部分は、書き出すことで一旦、自分の中から忘れることができる。記録することで記憶に留めておかなくていいという作用もあると。
要は仕事などでやらないといけないことを覚えておくのではなくアウトプットする。アウトプットするときにデジタルよりもアナログ。その方がすぐに手に取ることができるというメリットもあるのだというスタンスね。
・1週間に3回
記憶に定着させるためにアウトプットの頻度を週3回程度持っておくと記憶に残っていきやすい。この数字はいい目安かもしれない。1日やったら、次は三日後、1週間後に自動でタスクが設定されるようなものがあったら、これまた便利かもとアイデアに繋がる。
まずは書き出すアウトプットを活用し、その間隔を広げていく学習法を取り入れていこうと思う一冊だった。
読了日:2024年8月21日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments