
こんにちは、Dancing Shigekoです!
脳を知る。
今回は書籍『脳の地図帳』を紹介します!
[基本情報]
著者:加藤俊徳
出版社:三笠書房
出版年:2022年
ページ数:213ページ
[内容]
脳の部分毎の機能を説明し、それらがどのように機能していくのか、どのようにして鍛えていくのかを説明する。
[感想]
脳の働きを学ぶことは重要と感じる一冊。
・八つの番地が連携
脳には大きく八つの機能がある。
伝達系、理解系、聴覚系、視覚系、思考系、運動系、感情系、記憶系の八つ。
赤ちゃんが泣いている時の場面を例に脳の動きを考える。すると泣いているのを見る(視覚系)、泣いている声を聞く(聴覚系)、前にもこんなことがあったと考える(記憶系)、お腹すいたと考える(思考系)、ミルク欲しいのね(理解系)、ミルクをあげる(運動系)、ほらミルクと声がけ(伝達系)、かわいい(感情系)のようになっている。
これらの中でどの番地が弱いのかが分かる簡単な質問があるのが面白い。
・思考系脳を鍛えるためのテーマ
ABCDEFGHの八つの頭文字で行動。
Awareness/Attention(自覚) 自分に気づき、意識を覚醒させる
Balance(調和) 他人との調和を大切にする
Creation(創造) 創造的に行動する
Discovery(発見) 発見を求めて行動する
Enjoy/Energy(娯楽) 楽しみながらエネルギッシュに行動する
Fresh/Frontier(新鮮) 新鮮な気持ちで行動する
Greeting(挨拶) 挨拶から行動する
Honest(正直) 人に対して正直に誠実に行動する
という八つの観点で行動すると思考系脳が鍛えられる。いろんな観点が世の中にあるものだと感じる。
・その行動はどこを?
脳の各部分を鍛えるにはその部分を活用する行動をとることが大切。新しいことを挑戦することはどこに働くのかを知っておくことや、散歩することなど各行動がどこを鍛えてくれるのかを知っておくのが大切。自分の脳の使い方を知り、その部分を強化する。
日頃の行動はすべて脳が基本で行われるもの。脳の分野ごとの機能を知っておくこと、そこの鍛え方を知っておくことが重要なのだと感じた。
すべては脳にあり!と感じる一冊だった。
読了日:2025年2月5日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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