
こんにちは、Dancing Shigekoです!
経済学者と東大生とで勉強方法は違うのだろうか。
今回は書籍『経済学者の勉強術』を紹介します!
[基本情報]
著者:根井雅弘
出版社:人文書院
出版年:2019年
ページ数:236ページ
[内容]
経済学者である著者・根井氏の経歴を通じて感じた事が綴られる。
[感想]
経済学者の一人がどのような考え、経験を積んできた事が記される一冊。
・タイトルに騙されたか?
経済学者はどう言う視点で勉強するのか、どんな特徴的な勉強をしているのか。そのポイントが紹介されているのだと期待して手に取ってみたものの、勉強術と言う表現は不適切と感じてしまう。
自己啓発書というよりは感想文、伝記、自叙伝?と言った体裁で文章全体を読み進めさせようとするタイプの本で、その体裁が今の自分の求めるものと違ったと言うのが実際のところ。
じっくり、それでいて流し読みできそうな本と言ったところ。
・いろんな書籍の影響
ぱらぱらっとめくっていって太字があれば目を止めると言う読み方の自分にとっては、ほとんど目を止めた箇所がなかった。ただ全体的にいろんな書籍を読んでこられた方なのだと言うのが伝わってくる。系統としては文学作品や、経済学系の本を多く読まれていたように見受けられる。(斜め読みでタイトルをピックアップしているので、実際のところは不明。)
読書は大切と言うのは伝わってきた。
・自分にとって無名な方の文章
正直、根井氏がどのような人物なのか分からない。テレビで見た事があっても、顔と名前が残念ながら一致しない人物。自分にとって無名な人物の経歴を紹介されても、とびっきりの興味を持てないと言うのが正直なところ。
じっくり読んでみると、いろんな発見もあるのかもしれないと思いながら、最初のページを読んで感じたのは、「無名の方の文章と言うのは、こうも自分にとって読む気にならないものなのか?裏を返せば、自分の書いているブログも同じ存在」と感じるきっかけになった。
著者がどう言う人物なのか、一番最初に分かりやすく紹介されていると、この本を読み進めていく時の見え方も違ったのではないかと感じた。
自分にとっては読みづらい印象が残る一冊だった。
読了日:2024年2月15日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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