こんにちは、Dancing Shigekoです!
いつも使っている座椅子が壊れてしまいました。突然壊れるものですね。
今回は書籍『秘伝「書く」技術』の目次紹介をします。
[基本情報]
著者:夢枕獏
出版社:集英社インターナショナル
出版年:2015年
ページ数:173ページ
[目次]
はじめにーいつでもどこでもワンカード・ワンアイディア
第一章 創作の現場 一つの小説ができるまで
三六五日、毎日書くということ / ある日、事故のようにテーマに遭遇する
ゴジラへの不満がキッカケとなる / 書く前に決めること、書きながら決めること
タイトルリストは御品書きのようなもの / 資料を読むとどこまでわかっているのかがわかる
取材先の雲南省で「五芒星」に出会う / まず年表と日表を作成する / 「神を生む力」が得られるとき
『陰陽師』には「とにかく書く」術を使う / 『魔獣狩り』のベッドシーンの素晴らしい点
嘘をつくレベルを決める / どんなアイディアを捨てるか
くじけそうなときに自分を支えるもの / ぼくの物語の終わらせ方
ラストは本当に一つなのかという疑問
第二章 創作の技術 面白い物語をつくるポイント
四歳からぼくは作家だった / 文字のない時代にも物語はあった
「道」という漢字は「生首」に由来する / 登場人物は「人間の典型」を意識すること
悪役の系譜から生まれた安倍晴明
脇役キャラを主人公にもってくる新しさ / どうしても源博雅が必要だった理由
確信犯と天然のコンビ誕生 / 野村萬斎さんに晴明役をお願いする
喜怒哀楽のなかでどれがいちばん難しいか / 良いタイトルの条件とは?
『新大菩薩峠』というタイトルをなぜやめたか
勝負してはいけない局面がある
自分が成長するためには完結させていくことも必要 / 「あとがき」は必ず書くようにする
誰も褒めてくれなければ、自分で褒める / 売れているときこそ違う作風にもチャレンジする
無駄と思われるアイディアが花ひらくこともある
「椅子取りゲームです」と口説かれて書いた『神々の山嶺』
文章を上達させるには面白がる心と訓練
良い文章とは何か ①ぼくを支えてきた1行
良い文章とは何か ②司馬遼太郎さんの圧倒的教養
良い文章とは何か ③宮澤賢治は天鼓の響き
第三章 創作の継続 どうやれば続けられるか
二〇代ー無心に描き続けた生活
三〇代ーアイディアを”外”に求めることを知る
四〇代ー死ぬまでにあと何冊書けるのか
趣味が仕事の幅を広げてくれる / 三〇代の文章と六〇代の文章の違い
どうやって売れる本を書くか / 理想は書きながら死ぬ
新しいペンネームでデビューする理由 / 最後に書くと決めた「最終小説」
[全体感想]
夢枕獏氏が小説を書く時の観点を紹介した一冊。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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