
こんにちは、Dancing Shigekoです!
一つでも発見を。
今回は書籍『理系の仕事術』を紹介します!
[基本情報]
著者:井下田久幸
出版社:かんき出版
出版年:2022年
ページ数:223ページ
[内容]
理系の仕事術を、プレゼン術、資料作成術、話し方・聞き方、時間管理術、戦略的思考法の観点で紹介する。
[感想]
自分の仕事の仕方を振り返るのにいい機会の一冊。
・データまとめ時のポイント
網羅性、公平性、信憑性、体系性の四つの観点でデータ分析をするのが良い。
これまでデータを見る時にただ漫然と自分なりの観点で見ていたけれど、明確に観点を言葉で持っておくのは大きいと思う。もちろんこれらの観点を持っていなかったわけではない。
ただ、それを言葉で言えると言うことが大切なのだと感じる。
・シンプルisザベスト
プレゼン資料、作るならこの観点をぜひ押さえておきたい。
一スライド一メッセージ。これは徹底したいところ。あれもこれもごちゃっと入れるより、伝えたいことは一つにして、そのメッセージを固めるための内容を追加するような資料構成が良いと個人的には思う。
誰かのスライドを見る時に、この観点をフィードバックするようにしたいと感じた。
・否定を肯定で切り返す
断る時などに否定語の代わりに肯定語で話すのが良い、と言うのが紹介されている。否定語=ネガティブワードを控えると言うのは、よく耳にする。
ここで印象的だったのは、逆のパターン。自分の提案や意見を否定された時に、肯定の表現に変えて相手の言葉を言い直すと言うこと。高くて買わない、と言われたなら、リーズナブルなら買っていただけると言うことですね?とか、すぐ壊れそうと言われたなら、頑丈なものだったら受け入れてもらえると言うことですね?と言う感じ。
この切り返す練習は重要だと感じる。相手の意見に同意するだけではなく、合意を得られる返のような印象があって新しい発想だった。
戦略的思考でも気づきはいろいろ。まずは一つずつ自分のものにしていけたらと思う一冊だった。
読了日:2025年1月27日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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