書籍『武器になる数学アタマのつくり方』数字を学ぶ!
- Dancing Shigeko
- 2月16日
- 読了時間: 2分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
武器は一つでも多く。
今回は書籍『武器になる数学アタマのつくり方』を紹介します!
[基本情報]
著者:高橋洋一
出版社:マガジンハウス
出版年:2019年
ページ数:電子書籍のためページ表示なし
[内容]
お金の流れを理解する会計アタマ、需要と供給の経済アタマ、世の中の動きをとらえる統計アタマ、安全保障を正しく考える確率アタマ、フェイク情報に騙されない予測アタマ、日常生活で数学的しくを実践するの流れで話が進む。
[感想]
数字を使って物事を考えることの大切さを学ぶ一冊。
・需要と供給
経済の大原則は需要と供給のバランス。そのバランスについて幾つかのジャンルで説明している。嗜好品、ラーメン、牛丼などの観点を説明している。
最後に説明があった、外国人労働力に関する見解は興味深い。需要と供給で供給が不足しているのなら、外国人労働力を入れるのではなく、給与を吊り上げてでも日本人労働力を確保するのが良いのでは、という感じの説明は興味深かった。
実際にそうなってくれたらいいのだけれど?
・日本は破産しない?
BS、PLの説明をし、日本政府のBSについても説明。負債がどういうものかについて深掘りしていき、日本銀行など複数のBSの複合体が日本政府のBSだと言っている。その細かい部分は今回は読み飛ばしていったものの、政府のお金についても、細かく細分化していって理解すると、どういう状況かがわかってくるという部分が興味深かった。
・元データを見る
ニュースで使われている数値も時には加工済み数字であり騙されることがあると。正しく物事を理解したかったら、そのベースとなった加工前のデータを引っ張ってきて状況を理解することが大切というのが説明されていた。
マスコミの数値を信用できないとなると、どうやって元データを引っ張ってくるか、が課題だろうか。
数字で物事を考えるのは、常々大切と考えている。そのざっくりとした考え方に触れることのできる一冊だった。
読了日:2025年2月16日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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