
こんにちは、Dancing Shigekoです!
勉強をする刺激に。
今回は書籍『最高の自宅勉強法』を紹介します!
[基本情報]
著者:布施川天馬
出版社:主婦と生活社
出版年:2022年
ページ数:199ページ
[内容]
東大合格者の著者が自宅で勉強する方法を紹介する。
[感想]
勉強方法が見えてくる一冊。
・人生は受験以降が勝負
勉強法の内容よりも気になったのは、コラムであった「人生は受験以降が勝負」という表現。この考えは実に大事。
よく日本人は大学に入るまで頑張って、それ以降が失速する。そして国としても失速。というのが構図になっていると思われる。(データを調べたわけではないので、正確には不明)
しかし、大学四年なり、大学院までの六年、七年もそうだけれど、それ以降の人生の方が遥かに時間が長いことを意識するべきというのは同意。
結局、勉強を継続する力、新しい事を学び続ける力が大切なのだと思う。それに気づけるかどうかが、人生の分かれ道だと感じている。
自分はというと、若かりし頃はだいぶ・・・。だからこそ今はもっと頑張ろうと思っている。どれだけの成果につながっているかは諦めずに続けようと努力。
この言葉は実に共感できる。
・考える時間を短く
問題集や参考書、あれこれ買うのではなく1科目につき一冊を使い倒す。その問題集を解く時に初めてみる問題は最長3分まで考えて分からなかったら答えを見る。解説を読んでしっかりと理解する。それから翌日復習する。
できている問題に注力するのではなく、できていない問題を理解できるようになるために時間を使う。
といった一連の考え方を続けたら、かなり伸びるような気がしてくる。特に興味深かったのは、考える時間3分の制限。この制限以内で終わらせる。いくら考えても答えが出てこない問題は、何か知識が不足しているのだから、ひたすら繰り返して理解するまで頑張るというのが原則。
繰り返し同じ事を続けられる力があるか、を問われているのだと感じる。
・復習がポイント
とにかく普段触れていない部分の復習は重要。ただしすでに解けるのに復習するのは時間の浪費。新しく得た情報、しばらく使っていなかった情報を中心に復習することがポイント。そして復習の頻度は3が基本。一日三回、三日後、三日後と行った感じで取り組んでいくのが良いペース。
暗記系などが特にここに当てはまるかな。
勉強は一生もの、自分なりに取り組み始めることが大切と思う一冊だった。
読了日:2025年3月1日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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