書籍『大人の「読む力」』目次紹介
- Dancing Shigeko
- 2021年11月7日
- 読了時間: 3分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
クライマックスシリーズには2万人以上の観客が詰め掛けている。規制が緩和されて、少しずつこう言った観戦者の増えていくのだろう。このままコロナ禍前の状態まで戻リますように。
さて、今回は書籍『大人の「読む力」』の目次を紹介します!
[基本情報]
著者:対崎正宏
出版社:日本実業出版社
出版年:2018年
ページ数:221ページ
[目次]
第一章 「論理的に読む力」によって、論理的思考力が磨かれる
AIが「論理的な思考力」と「読む力」の重要性を再認識させた
「AI時代」だからこそ、最も深く理解できる言葉で読む
論理的な思考ができない人の五つの特徴
目の前にあるものが、全ての意味を表す
「読む力」とは、他者の言葉を客観的に理解する力
第二章 論理的に読むためには、「言葉の扱い方」を知ることから
文章は「全体」と「部分」で読み解く
正確な理解には、「一語への注意力」が大事
「完成された文章」は、意味が全てつながっている
名文は、「省略」を効果的に用いている(『雪国』川端康成)
書き手は、訴えたいことを具体例も用いて伝える
接続語は、意味の舵取り役
接続語の意味と用法がわかると、文章の流れが読める
接続語を自分で補えれば、読めている証拠
書き手の考えは、どのように浮かび上がって来るのか
「行間の意味」は、本文に記されているものから読み取る
第三章 「論理的な読み方」によって、正確な理解が可能になる
「読む力」の根本は、意味の「呼び起こし」「関連づけ」「連続性」
書き出しで、書き手と読み手は足並みをそろえる
「意味の完成」がわかれば、論理構造が見えてくる
文と文の「意味の連続性」を見で確かめる
キーワードを、書き方から見出す
「段落が変わる理由」を理解すれば、論理展開が見える
「論理の流れ」から思考すれば、5W1Wの重要性が分かる
「主体の変化」には、大きな意味がある
結果だけでなく、原因も見る
「ポイント」になる内容は、書き方で決まる
「くりかえし」「省略」「指し示す」と言う書き方は、強調効果を持つ
「指し示す言葉」を深掘りすると、ポイントが分かる
「言葉の置き方」によって、意味の重要度がわかる
意味の重要度は、「省略」の順序から読める
「論理構造」は接続語から見える
接続語によって、「違い」も浮き彫りになる
「受身の言葉」によって、関係性が読める
意図的な補足は、論の強化となる
たとえ表現が似ていても、意味は全く違う
控えめにでも、書き手が前面に出てきたら要注意
論理的な文章には、破綻のない「意味の連続性」がある
「論理的思考力」があると、視点の移動ができる
「今」を生きる読み手に、書き手は何を伝えたいのか
文章をありのままに読めれば、論理的思考は磨かれていく
「全体」が読めると、意味の深さが見えてくる
「他者の思考」を理解することで、自らの思考も磨かれる
第四章 「言葉の扱い方」を吟味すれば、難解な文章も読める
『考えるヒント』(小林秀雄)を読み解く
「全体」と「部分」の視点を自在に操る
「ポイント」と「説明」は表裏一体
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(村上春樹)を読み解く
「絶対強調」が意味するもの
「主体の変化」を全体から読み取る
第五章 読む力で「コミュニケーション力」も磨かれる
論理的思考力は、まずスタンスからつくりあげられる
「読む力」は「コミュニケーション力」につながる
[全体感想]
論理的な思考力を高めるための読む力の伸ばし方を紹介する一冊。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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