書籍『図解 使える失敗学大全』失敗は必要な教材
- Dancing Shigeko
- 2月18日
- 読了時間: 2分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
失敗から学ぶ。
今回は書籍『図解 使える失敗学大全』を紹介します!
[基本情報]
著者:畑村洋太郎
出版社:KADOKAWA
出版年:2020年
ページ数:電子書籍につきページ表示なし
[内容]
過去の実際の事故等の例を交えて、失敗について紹介する。
[感想]
失敗ついて機会を得る1冊。
・自分の経験だけがすべてではない
どんどん経験して失敗したら良い。その中から次へつながるヒントを得たらいいと言ったことをよく聞く。ずっとそういう考え方でいたので、基本的には自分自身が手を動かして経験することが大切だと思っていた。
ところが、本書では、自分で経験するだけではなく、他の失敗からも学ぶことが紹介されている。考えてみたら極めて当たり前のこと。すっかりその意識が持てていなかったと再認識した。職場での仕事に限らず失敗は自分事と思って捉えていこうと改めて思った。
・失敗はチャンス
歳を重ねると失敗をすることがひどく恥ずかしいこと、情けないことと思いが地。成長を望むならどんどん失敗するべきだと改めて思う。ただし大きく失敗するのではなく、小さい失敗で済むように日ごろからアンテナを張って考えを巡らせて体系的に物事を捉えることが大事だと感じた。
・時には必要な対処を
印象に残ったのは失敗を全て報告するかどうかについての見解。その失敗を公にすることで失敗した者が取り返しのつかない状況に追い込まれるのであれば、ときには失敗を隠すことも大切と紹介されていた。この内容が非常に印象的。失敗を公表したら、何かしら傷つくと考えているはず。その視点で考えるなら、どんな失敗も公表できなくなってしまうのではないかと、この内容を見たときに感じた。著者の意図をしっかり汲み取れていないだけなのとは思うが、こういった考え方もあるのだと気づきになった。
多くの失敗も紹介されていて、そこからいかに自分の知識にしていくかを考える一冊だった。
読了日:2025年2月18日
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それでは、また次回!
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