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書籍『図解労務時間管理マニュアル』労働時間のベースを知る

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 1月31日
  • 読了時間: 2分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 人事的な書籍か?


 今回は書籍『図解労務時間管理マニュアル』を紹介します!


[基本情報]

 著者:森紀男

 出版社:日本法令

 出版年:2023年

 ページ数:182ページ


[内容]

 労働時間に関する制度を紹介し、労働時間とは何かから始まり、休日と休日労働などの詳細を説明する。

[感想]

 会社での業務でなんとなく触れている分野の基礎を学ぶ一冊。

・法定内時間外労働と法定外時間外労働

 所定労働時間が8時間の場合は、土曜日に仕事をしたら、その時間はすべて法定外時間外労働、所定労働時間が7時間30分の場合は、平日に7時間30分、土曜日にも7時間30分働くと、土曜日の2時間30分は法定内時間外労働、5時間は法定外時間外労働になるという考え方が自分の中ではスッキリ。これまで、不就労日と、週休日とで法定外時間外労働についての考え方が違うということだけをなんとなく知っていたので、少し理解が深まった。


・制度に基づいている

 会社の中で所定労働時間や時間外労働などの設定、フレックスタイム、裁量労働などの残業の扱いなどいろいろと細かく設定されている。

 年間の勤務カレンダーなどで土曜日が出社日になっていることがあって、なぜだろうと思っていた。そういった一つ一つのことが、法令のもとに組まれていることを実感できた。自分が知らないだけなのだというのを気づけるのは面白い。


・他にもたくさん

 普段、職場の就業規則などに記載されているような内容の元になっているのだと思う部分がたくさん。仕事をする人なら誰もが一度はこの法令に基づく考え方に触れておくのは大切と感じる。一度で理解できる内容とは思っていないけれど、元となっている考え方を知っておくだけでも、基本を知りたいと思う時の拠り所になっていいと感じた。


 労働時間に関してもきっちり法令で規定されているのだと、再認識できる一冊だった。


 読了日:2025年1月31日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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