こんにちは、Dancing Shigekoです!
第五弾PDCA。
今回は書籍『世界最強の現場力を学ぶ トヨタのPDCA』を紹介します!
[基本情報]
著者:桑原晃弥
出版社:ビジネス教育出版社
出版年:2020年
ページ数:121ページ
[内容]
トヨタの問題解決に対するPDCAを活用方法を紹介する。
[感想]
だからトヨタは強いのかな、と感じる一冊。
・やると決めるのは素早く
やるかやらないかで悩むのではなく、やると決めて、どうやってやって行くかの計画に時間を費やすべし。と言う発想が非常に分かりやすい。ここなのだろうね。やるかやらないか、はやってみないと分からないと言うのが基本的な考え方としてあるのではなかろうかとも感じる。
即決即行動、PDCAの考え方は行動を早めれば早めるほどに効果的なのだと感じる。
・問題を目標とみなす
目標と言うと、こうありたい!と言う理想を考えることを先行してしまう。
この本で紹介されているトヨタのPDCAのスタンスを見ていると、どちらかと言うと、現場で問題があります!と感じたところから改善、というのが主に見える。
問題と感じる背景には、こうあるべきだと言う理想像があるのだろうけれど、こうあるべきだについてはここではあまり深く触れられていないようにも感じる。
日々、ここは問題と感じたことの改善が結果的には大きな改善につながって行くのだと感じた。
・継続的改善
実行の項目で明日やろうではなく、今日やると言うスタンスが紹介されている。そして一度やって満足ではなく、常にPDCAを回して行く。一度OKだったやり方も継続的に改善することがポイント。
継続的改善、会社でもよく聞く言葉。意外と難しい。いや、純粋に難しい。
迷う前に決めて、計画を素早く深く考える、ダメだったら次なる作戦の繰り返しと学ぶ一冊だった。
読了日:2024年1月26日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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