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書籍『トヨタだけが知っている早く帰れる働き方』全ての仕事を組織に役立てる!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2023年12月15日
  • 読了時間: 2分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 溢れかえる仕事の状況を変えられるようにと思って手に取ってみた。


 今回は書籍『トヨタだけが知っている早く帰れる働き方』を紹介します!


[基本情報]

 著者:桑原晃弥

 出版社:文響社

 出版年:2017年

 ページ数:221ページ


[内容]

 残業をなくすために、トヨタで周知されている考え方が紹介されている。


[感想]

 残量を減らすための意識改革からかな、と思う一冊。

・残業を当たり前と思っていること自体が・・・

 まず何か業務を頼まれた時に、残業したら終わるか、と考える。この発想が間違っているのだということに気づく必要がある。間違っているというのはやや強い表現かもしれないけれど、つまり、意識がそこにあっては、残業は減らないと。

 いかにして定時内に終わらせるか、を考えていくか、が大切な姿勢。

 こう言ったマインドセットというのを、組織的に行っていくことが大切なのだろうと感じる。


・自分の仕事をゼロにすることを考える

 属人的な仕事が会社の中では多い。そういった人について回る仕事の仕方をやめましょうと。どちらかというと、いかに自分の仕事をゼロにするかを考えましょうと。ゼロにするためには、工夫や標準化が必要となってくるわけで、自然と誰もができる仕事にしていけるのだと。

 残業の発想でもそうだけれど、部下の仕事をいかに減らすか。いかに自分の仕事を減らすか。こう言ったことを考え続けることこそが人を成長させるのだと、組織を成長させるのだと思う。


・失敗と仕事の対象者

 誰のために仕事をしているのか。その仕事が結局、生産性を上げないのであれば、やらない。というのが基本的には必要なのではないか、と考えること。裏を返すと、その仕事を誰のために行なっているのかを考えましょうということ。

 これは、失敗に関しても同じ。失敗したことを自分の経験とのみ捕らえるか、それを会社のみんなの失敗と考えて、組織で次に活かすように考えるか、でだいぶニュアンスが違うと思う。

 この辺りの感覚を組織の中で一人一人に芽生えさせるように働きかけることも大切だと感じる。


 もっともっと考えを巡らせて、何が足枷になっているのかを調べるようにしていく意識を持とうと思うようになる一冊だった。


 読了日:2023年12月14日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


 
 
 

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