書籍『オヤスミストと眠れぬ吸血鬼』睡眠時間が足りているかを知ろう！

　こんにちは、Dancing Shigekoです！

　睡眠をもっといいものにしていく。

　今回は書籍『オヤスミストと眠れぬ吸血鬼』を紹介します！

[基本情報]

　著者：石岡ショウヘイ

　出版社：文響社

　出版年：2019年

　ページ数：206ページ

[内容]

　睡眠のスペシャリストと寝不足のサラリーマン、そして吸血鬼が登場して、睡眠について語る。

[感想]

　睡眠をネタにした一冊。

・起きて4時間後に眠気

　睡眠時間が足りているか。それを知りたかったら、起きて4時間経過した時に眠気を感じるか、というので分かるという。

　これまで睡眠時間は6.5～7.5時間が良いとか、時には90分間サイクルで4時間半睡眠が良い、などと睡眠時間の長さについて書かれているのを見てきたけれど、睡眠時間が足りているかを知る方法については、ほとんど見つからなかった。

　今回その目安が紹介されていたのは、いい参考になった。

・5分間目を瞑る

　体内時計のサイクルから1日に二回眠気の波がやってくる。それは上で述べた起きて4時間後ではなく、8時間後と16時間後。なので、朝6:00頃に起きる人は、午後2時頃に眠気が訪れるのは自然。欧州ではこの時間帯に15分未満の昼寝をとる所もあると言う。

　本書でも昼寝を進めている。もし昼寝ができなくても、5分間目を閉じておくだけで、だいぶ脳の疲労回復に良いと。視界を遮ることで脳への入力情報を遮断できるからだと言う。昼休みに5分間、目を閉じるようにしようかと思った。

・不思議な漫画

　ところでこの書籍、漫画と説明という構成になっている。その漫画では寝不足が原因で鬱に近い状態になっているサラリーマンと、顔色の悪い吸血鬼、そして睡眠のスペシャリスト、自称オヤスミストが登場して睡眠に関する話をしていくという漫画。何やら不思議な世界観。お汁粉を食べると元気になる吸血鬼。

　オヤスミストの血を吸おうとしても、歯が刺さらない。その理由がにんにく系の料理を食べているから、といった内容から少しずつ睡眠に関する話になっていくという奇妙な漫画だった。

　睡眠時間が足りているかを測る目安として起床後4時間を意識しようと思う一冊だった。

　読了日：2024年5月16日

　皆様の感想もぜひお聞かせください！

　それでは、また次回！