こんにちは、Dancing Shigekoです!
日々の苛立ちを少しでも解消しようと思って手に取ってみた。
今回は書籍『イライラしなくなるちょっとした習慣』を紹介します!
[基本情報]
著者:安藤俊介
出版社:大和書房
出版年:2018年
ページ数:204ページ
[内容]
イライラしなくなる習慣を七つの観点で紹介。
お金、人間関係、仕事、自分、プライベート、人生、社会の七つに関して10個程度ずつ説明している。
[感想]
イライラをなくすヒントを得られる一冊。
・バタフライエフェクト
一番これだと思ったのは、自分がイライラして誰かにあたると、そのあたられた誰かが別の知人や家族にあたる。その連鎖が続いていく。
とすごく当たり前のことなのだけれど、改めてイライラして怒りをぶつけることの虚しさを痛感。怒りをぶつけるのではなく、感謝の心を持つことが、平穏な世の中、さらには自分自身がイライラしなくて済む社会の始まりなのだと感じた。
簡単ではないけれど、皆がこの意識を持つことができたなら、世の中から争いは無くなるのかもと思った。
・負のオーラから遠ざかる
怒りをぶつけるのと同様に愚痴をこぼすことも、結局はいいことはないのだと感じる。愚痴ではなく、前向きな発想で改善の話ができることが良いのだろうと思う。
愚痴をこぼす人に近づかないというのも大切か。聞いてあげるのは相手にとって多少はスッキリの元なのかもしれないけれど、実はそんなことはなく、言葉にすることで再びイライラが戻ってくるのを手伝っているだけ。であるならば、愚痴を撲滅させるように頑張った方がいいのだろうと感じた。
これまた、簡単なことではないけれど、自分からは愚痴をこぼさないようにしていくことはできるかな?
・仕事でのイライラ防止法
すぐに終わることは終わらせる。そうする事で、あれまだ終わっていないと言う意識が減る。メールなど読んだらすぐに返信。そうしておけば後まで引っ張らずに済むと。
次にちょっと手強そうなものは10分だけやってみる。終わっていないと言う感情がイライラにつながる事から少しでも進めておく事で心のゆとりが生まれると言うのは興味深い。
また勉強していないことに罪悪感、読書をしていないことに罪悪感を持たないと言う。読書という形ではなくても実際には、何かしらの形で勉強しているのだと気づくことが大切なのだと。
そして課題をどのようにしたら解決できるか考えることが大切というのは興味深かった。
他にもスモールステップで心のゆとりを持つなど参考になる考えがたくさんある一冊だった。
読了日:2023年12月18日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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