
こんにちは、Dancing Shigekoです!
淡白に読み進めようと思い借りてみた。
今回は書籍『まんがでわかる地頭力を鍛える』を紹介します!
[基本情報]
著者:細谷功
まんが原作:星井博文
作画:汐田まくら
出版社:東洋経済新報社
出版年:2017年
ページ数:166ページ
[内容]
家具会社で企画として頑張ろうとしてた川口美鈴は成果を出せず、苦情受付部門に異動になった。そこで腐りそうになっていた時、社長から出てきたお題に答えたことがきっかけで、修理のプロジェクトが立ち上がる。川口はそのプロジェクトのリーダーを任されるのだった。
[感想]
商品企画から苦情受付課に異動になった川口の奮闘を描く一冊。
・ないない探し
1年間で家具の故障で怪我をする人は何人いるか、その社長からの質問い答えた川口が修理プロジェクトのリーダーになる。しかし、その方針を明日までにもってこいと言われて、できない、情報がない、時間がない、とないことばかりを列挙していく。
このないもの探し、いかに成長の妨げになるかを感じる。今ある限られた資源の中で、何ができるか、を考えることを身につけていくことが大事だなと、川口の様子を見ていて感じる。
・完璧を目指さない
何かを依頼された時に、完璧を目指して情報集めに時間をかける。それよりもある程度の仮説でチャチャっと結論を一旦出すことのほうが、今のご時世大事なのだと思う。結論を出して、アクションを決めて行動に移してみる。そのサイクルを早くした方が、より成果につながっていく。完璧を目指してスタートダッシュが遅れるよりは、まずは行動、といういい例だと感じた。
・単純に捉える
そして何か困難に直面したら、シンプルに考えてみる。あまり複雑に考えず、何をしたいのか、結論をまずは考えてみる。問題が何で、どのような仮説でどうしたらいいかを考える。このループに入っていけるようにするのが大切と感じた。
失敗を恐れず、ある程度の情報から見切り発車できる行動力が必要なのだと感じる1冊だった。
読了日:2024年7月25日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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