こんにちは、Dancing Shigekoです!
業務改善?
今回は書籍『ざんねんなオフィス図鑑』を紹介します!
[基本情報]
著者:沢渡あまね / ワークフロー総研
出版社:C&R研究所
出版年:2020年
ページ数:159ページ
[内容]
紙で書類を作成して承認回覧をする仕事の現状を川柳で語る。
[感想]
あから始まってんまで、川柳が出てくる一冊。
・そこまでひどくない、けど分かる
本書で紹介されるほど、自分の職場は悪くないけれど、ある一定のレベルでは見受けられる現状と感じる。部長の承認印を貰いたいのに席に戻ってこない、話しかけようと思うと別の人が次々とやってくるなどはどこでも一緒なのかもと感じる。
・電子化すればいいのか
紙で回すから処理待ちになる。出張などで不在の時に押印がもらえない、と言うのは事実。だから電子化すれば、どこからでも承認ができると言うのは一つの解決策。ただ忘れてはいけないのは電子化したらしたで別の問題が出てくる、という部分。良いところもあれば悪いところもある。
常に物事には二面性があることを意識しておくことは大切だと思う。紙ばかり使っていて電子化が絶対いい、と思い込んでの導入は必ずしもうまくいかないことを知っておくことが大切だと思った。
・紙だから?
紙で印刷したものの承認待ちになる。その解消のために電子化、と言うのは一つの解決策ではあるけれど、もっと別の視点も持っておく必要があると感じる。意見具申者は適正か、権限委譲を簡易的にできないか、その書類は本当に必要か。
常に決まったタイミングで承認を回せるようにするにはどうしたらいいか、と言った業務の進め方も含めて考える必要があるのではないかと思う。
どの職場にも同じような問題が起きているのだと感じる一冊だった。
読了日:2024年8月23日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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