
こんにちは、Dancing Shigekoです!
勉強が好きになるのは大切。
今回は書籍『いつのまにか子どもが算数を好きになる本』を紹介します!
[基本情報]
著者:松岡学
出版社:スタンダード・プレス
出版年:2020年
ページ数:251ページ
[内容]
子供に算数に向き合ってもらうためにできる事を紹介。
[感想]
親の接し方を中心に紹介する一冊。
・タテよりヨコの関係
親と子供という関係で考えるのではなく、人と人として考える。頭ごなしにこうだ、とか決めつけたり、こうしなさいと命令したりするのは望ましくないと。耳が痛くなる言葉。
分かるとできるは別物というけれど、このタテよりヨコの関係というのも理屈はわかる。しかし行動に移すのが難しい。
何が障壁になっているのかを考えた方がいいのかもしれない、と読み進めていて感じた。
・許容することが何よりも優先
子供に対して期待するのはよし。しかし、最後は子供の人生。口出ししても、そこに対して親が最後まで責任取れるのか?と言ったらそうではない。であるならば、子供の考えを尊重して許容するのが何よりも大切なのだと言うのが、子供との接し方の基本なのではないかと、全体を読んで感じた。
・お母さん視点なのは何故?
ところで本書はお母さんがするべきことと言う表現が多い。お母さんがキラキラ輝こう、と最後には投げかけている。
そして思う。なぜお母さんに限定?今のご時世、お母さんに限定できないのではなかろうか?それはお父さんが働いていると言うのは多いのかもしれないけれど、こう言った書籍でお母さんと限定しているように書くのはちょっと時代と合っていないと感じる。
自分だけだろうか。
ヨコの関係を行動に移すために何をするのがよいかを考えようと思うきっかけになる一冊だった。
読了日:2024年2月27日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments