こんにちは、Dancing Shigekoです!
昨晩、8ヶ月ぶりに映画館に行ってきました!作品上映前の広告では、新型コロナウィルス感染拡大防止の取り組み紹介されていて、三密の密閉にならないよう換気を行っていて、その実験結果も紹介されていました。シートも一つ飛ばしと、これまでの映画館とはだいぶ印象は異なる部分がありましたが、映画が始まってしまえば、極上の映画体験に、すっかり現実から旅立つ事ができました。
という事で、本日は、クリストファー・ノーラン監督作品『TENET テネット』を紹介します!
[登場人物]
男:ジョン・デイビッド・ワシントン
テロに拷問されながらも、決して口を破らず、自らの命を犠牲にしようとした事から、TENET
に関わる。
映画鑑賞中に気づかなかったけれど、確かに名前を呼ばれていなかった。雑誌などで見るとなもなき男や、主人公って紹介のされて方をしている。主人公で名なしという設定は、自分の記憶ではあまり聞かない。
風力発電の風車の中で懸垂したり、船のデッキで懸垂をしたり、筋力をよく鍛えていたイメージ。出だしから右目が充血していて痛々しいと感じたり、綺麗に整った顎髭がこの作品での特徴という感じ。
とびっきり強いという訳でもなく、どちらかと言うと突き進んでいくって印象。
ニール:ロバート・パティンソン
男の任務遂行の仲介役。
急に登場した感じで、どこか信用できない印象を持たせる存在。それだけに男の依頼内容、指示内容を忠実に実行しているので、いつか裏切るのではないか、という目で見てしまった。
キャット:エリザベス・デビッキ
プルトニウム241の鍵を握る武器商人セイターの妻。息子と一緒にいたい一心で、男を疑いながらも協力する。
とても背の高い女優で、一体、何センチあるのだろうか、と言う事ばかりに目が行ってしまう存在でした。
セイター:ケネス・ブラナー
武器商人。キャットを自分の手元においておくために恐怖で支配している。
オリエント急行殺人事件でエルキュール・ポアロ役をやっていた俳優とは思えないほど、この映画の中のキャラクターとして溶け込んでいた。キャットが背が高いため、彼女と並んでいる場面ではずんぐりって感じに見えてしまった。
いかにも悪人って感じなのに、キャットを自分のそばにおいておこうと思っている発言を見ていた時は、純粋に愛情の歪んだ表現に感じてしまった。
[内容]
キエフの国立オペラ劇場のテロで唯一生き残った男が、新たな任務を与えられる。
プルトニウム241が武器商人のセイターに渡るのを阻止するというものだった。仲介役のニールと共に作戦についた男は、セイターの妻キャットに接近。そこからセイターとの接触に成功するが、セイターの裏で手を引いている人物がいる事を掴む。その人物が誰なのか、プルトニウム241がセイターに渡る前に奪い取るためのチームを組む。
[感想]
予備知識一切なしで鑑賞する映画というのは、実にいい。どうなっていくのかをドキドキしながらの鑑賞となるのが、最高に緊迫感があっていい。
クリストファー・ノーラン監督作品という事で、何か特徴的な設定があると思っていたら、今回は時間を逆行するという。その映像が、すごい。逆の動きをしていくというのが。その世界観はやや難しく、どうなっているのか、一回では理解しきれない部分も正直あった。でも、そう言った難しさもクリストファー・ノーラン作品の特徴と言える。
主人公のジョン・デヴィッド・ワシントン、他の作品で見ない人物が主人公で、最初からまさかの展開。オペラ劇場でのテロに参加しているのかと思わせておいて、実はある人物を救出に行くという。最初から、スピーディで。三人で行動していく姿は手際が良くてかっこいい。ところが、そのテロに捕まってしまうという展開、しかもその後の出来事に、全く何が起きているのか。
しかし本当に驚きはその男が意識を戻すところから。同じ任務を与えられた女性と会って、逆行の説明。この辺りの説明は難しかったものの、銃に弾丸が戻ってくるという。
そして前半で見せた場面が後半で再び登場。でもその時は別の角度からの見せ方。この辺りが実に上手にできていて。見応え十分の作品でした。
映画館復帰戦はいい作品に恵まれました。
鑑賞日:20年10月9日
時間に対して逆行するという概念が難しく、何度か見てみたいとも思う作品でした。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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