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執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『GODZILLA ゴジラ』ゴジラ強し

更新日:2022年2月7日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 昨日の雨から一転、とてもいい天気になりました!


 さて、今回は映画『GODZILLA ゴジラ』を紹介します!


[登場人物]

フォード・ブロディ大尉:アーロン・テイラー=ジョンソン

 幼い頃に母親を亡くす。海軍で爆弾処理班として働く。

 爆弾処理技術と最後の爆弾処理との繋がりに無理があるのでは、と突っ込みたくなる部分があった。


芹沢博士:渡辺謙

 モナークに所属する生物科学者。ゴジラについて語る。

 存在感が今ひとつ発揮されていなかったように感じる。

ジョー・ブロディ:ブライアン・クランストン

 フォードの父親。原子力発電所の事故で妻サンドラを失う。その事故原因を15年間調べ続け、周りからは変人扱いされている。

 妻がまだ出てきていないのにも関わらず、防火扉を自ら塞がないといけない苦境から始まる。そんな状況になってしまったら、15年間、その原因がなんだったのかを調べることに専念してしまう心境が理解できる。そんな努力も虚しく、ムートーの動き出しの被害で負傷し、そのまま亡くなってしまうのだから、悲しい役回り。


エル・ブロディ:エリザベス・オルセン

 フォードの妻で医師。ERで次々と運ばれてくる患者の治療に当たりつつ、息子や夫のことを気にかけている。

 アベンジャーズに出てくるワンダのイメージが強かった。

[基本情報]

 監督: ギャレス・エドワーズ

 原案: デヴィッド・キャラハム

 制作: ワーナー・ブラザース / レジェンダリー・ピクチャーズ 

 配給: ワーナー・ブラザース / 東宝

 制作年: 2014年

 上映時間: 123分


[内容]

 1999年フィリピン諸島ユニバーサル・ウェスタン鉱山で大きな空洞が見つかる。芹沢博士はその場の調査にあたっていた。

その頃、日本の原子力発電所で働いていたジョー・ブロディとサンドラ・ブロディは定期的に発生する振動の原因を調べていたが、突如、施設がメルトダウンを始める。その被害を最小に抑えるために、ジョーは施設内の調査にあたっていたサンドラを自らの手で見捨てないといけない選択に迫られ、多くの犠牲が出るのを防ぐのだった。

それから15年、ジョーの息子フォードは海軍に所属していた。14ヶ月ぶりにサンフランシスコの家族のもとに戻ったところだったが、父ジョーが禁止エリアに不法侵入したとのことで日本で拘束されたと聞かされる。急ぎ東京に向かって父を釈放してもらったが、ジョーは、再び不法に施設内へと入っていくが、再び拘束される。

ところが拘束されていた施設で謎の巨大生物が動き出し、ジョーは負傷。病院に運ばれるが死亡してしまう。フォードはジョーが調べていた振動のことを施設の人々と調査について協力することになる。

動き出した巨大生物はムートーと呼ばれ、ハワイの方へと向かっていた。さらにもう一体ムートーがネバダで動き出し、その二体はサンフランシスコへと向かうのだった。そのムートーの前にもう一体、巨大生物が現れる。ゴジラと呼ばれたその生物は破壊神だと芹沢は説明していたが、ゴジラはムートーと対決して、二体の息の根を止めるのだった。


[感想]

 ハリウッド版ゴジラ第2弾。前回のゴジラとは別作品の位置づけ。

・ より日本版ゴジラに近づいた

 1998年にハリウッド映画化されたゴジラに比べると、ゴジラの映像が、日本版ゴジラに似てきたという印象を受ける仕上がり。

 ただゴジラ自体の色が黒いのと、ムートーが発するEPSで当たりがブラックアウト(停電)してしまうということもあって、暗がりの中での戦いがメインのため、何が起きているのかわかりづらいのは、ゴジラ映画の宿命なのだろうか。

・ ブロディ一家の戦い

 最初は、ジョーとサンドラが原発で調査に走り、次はジョーとフォードが巨大生命体(ムートー)の調査の協力。さらにエルは医師として、謎の巨大生物の被害によって怪我をした人々の治療に励む。

 振り返れば、ブロディ一家が非常に活躍する作品。

 ところが、最後はゴジラが戦いを収拾して終わるという。どこか人間の活躍は、二の次という終わり方に感じる部分があった。


・ 芹沢博士の見せ場はどこ?

 渡辺謙演じる芹沢博士。ゴジラのことを知っていて、その実態調査で、ムートーの発掘現場にも現れる。しかし、なぜか中途半端な感じがしてしまう存在。ゴジラについて語った時も、あっさり語られた感じがあったように思える。


 全体を振り返って、気がつけばモンスター映画。モンスター同士の戦いに人間がチョコチョコと動き回っているという印象の作品。きっと大画面で見ると、ゴジラが口から波動砲を出すときの場面などは大迫力だったのだろうと想像される作品だった。

 鑑賞日:2021年4月30日


 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!



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