こんにちは、Dancing Shigekoです!
日本シリーズが始まりました。ソフトバンクが強さを見せる第1戦になっていますね。
さて、今日は映画映画『白鯨との闘い』を紹介します!
[内容]
オーウェン・チェイス一等航海士とジョージ・ポラート船長の乗ったエセックス号が捕鯨に出た。出だしは順調に見えたが、その後、なかなかクジラを見つけられず、さらに太平洋へと出た。そこでクジラの群れを見つけ、幸運と思えたが、その中の一頭 巨大白鯨に船を襲われ、難破する。そして長期間の漂流の末、もとのナンタケット島に戻るのだった。
[感想]
語り手が当時の船に乗っていた若手のニカーソン。彼が最後の生き残りのような口調で話をしていたので、てっきりオーウェンもジョージも亡くなったのかと思いきや、そうではなかったのが意外な結末。ジョージは事情聴取でクジラに襲われて船が沈んだことを語ったというのだから、オーウェンとの関係が出来上がっていたのだというのはありがたい。最初の頃は、目の敵にしていただけにこの変化はうれしい変化でした。
最初の頃は、嵐の中に突っ込んで行って、その窮地を救った事を命令違反などと言うのだから、すごい険悪な関係でした。それが最後にはオーウェン同様、船主たちの意向を無視して、事情聴取で真実を語るようになるのだから、そういう意味ではいい人でした。きちんと良識ある人物だったというのは嬉しい。そしてオーウェンも死んだのではなく、別の商売をして、その後は平和に暮らしていったようになっているから一安心。
そして海の恐怖、荒れ狂う海を体験できる映像でした。さらには捕鯨と言うのが結構危険な感じなのが分かった。世の中、本当にいろんな生き方があるものだと感じる。この1820年代ほど、今の捕鯨は危険ではないのかもしれないけれど、それでも海と言う環境を何か月も彷徨うのは、不安になるのだろうと思う。生き残るためにすることなんて、やはりどの時代も一緒。そんな環境に追いやられた時に、自分はどこまで正気を保てるのか、そんなことを考えさせられる作品でした。
鑑賞日:17年7月16日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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