こんにちは、Dancing Shigekoです!
政府が少子化対策などを政策を取りまとめる「こども庁」の創設検討を始めました。未来を担う子供が増えるようになっていくでしょうか。
今回は、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を紹介します!
[基本情報]
監督: 村瀬修功
原作: 富野由悠季、矢立肇
主題歌:Alexandros「閃光」
企劃・製作:サンライズ
制作年: 2021年
配給:松竹ODS事業室
上映時間: 95分
[登場人物]
ハサウェイ・ノア(マフティー・ナビーユ・エリン):小野 賢章
第13独立艦隊司令ブライト・ノアの息子。シャアの反乱を間近で体験し、その時の逸
話が語り継がれている。植物監視官として訓練を受けるために地球に降りるシャトルで地
球連邦政府の閣僚を狙うマフティーの一味の襲撃に遭う。
どこか思い詰めた感じの表情が続く。さらにクエスの幻影を追いかけている感じがどこ
かに見え隠れする。狙いが掴みきれなかった。
ギギ・アンダルシア:上田 麗奈
香港へ向かうために乗っていたシャトルで地球連邦政府の閣僚を狙うマフティーの一味
の襲撃に遭う。その一味に立ち向かって行ったハサウェイと行動を共にする。
含みがある動きが目立つ。彼女はどこまで真実を語っているのか。
ケネス・スレッグ:諏訪部 順一
地球連邦軍大佐。ダバオ空軍基地に赴任するために乗っていたシャトルが地球連邦政府
の閣僚を狙うマフティーの一味の襲撃に遭う。立ち向かおうとするが乗客の安全を優先
し、行動を起こさずにいたが、ハサウェイが立ち向かって行ったため支援に出る。そのハ
サウェイに何かを感じる。
真面目なのか、不真面目なのか。ハサウェイ、ギギと並んで中心人物になるのかと思い
きや、とびっきりの見せ場らしいものがなかった。
[内容]
シャアの反乱から12年後、地球連邦政府は腐敗していた。反地球連邦政府を掲げるマフティーは政府高官を狙う過激な活動をしていた。
政府高官がたくさん乗ったシャトル ハウンゼンに乗っていたハサウェイ。そのシャトルにマフティーを名乗るテロが乗り込んでくる。ハサウェイは、隙を見て、そのテロに向かっていく。地球連邦軍の大佐ケネスもまた支援する。
地球に降り立ったハサウェイは取り調べのために空港で待機させられる。シャトルで一緒だったギギと同じホテルに泊まることになる。その夜、マフティーに所属するモビルスーツの襲撃があるのだった。
[感想]
ハサウェイの内面を描写する作品。
・予備知識なしでの鑑賞には想定外の終わり方
原作があるこの作品。全く予備知識なしで鑑賞をしていると想定外の終わり方をする。
これまでの劇場版ガンダム、逆襲のシャアやF91のように完結するものと思っていただけに、まさかの続きがありそうな終わり方。それで前半はハサウェイとギギの関係を描写するのに注力していたのかと合点が行く。
続編があるものと思って見ていたら、だいぶ最後に受ける印象も違うのではなかろうか。一度だけでは、そこに秘められた想いを読み解くのは難しくも感じる作品。
・心の中に秘めたるものを見せる
シャアの反乱で、心に残ったものと葛藤してきた感じを出すハサウェイ。実はマフティー自身だったハサウェイは、ずっと考え込んだ様子を見せる。ギギと出会い、彼女の中にクエスの気配を見る。クエスの姿と重ねてみる瞬間もあるが、その時、ハサウェイが何を感じたのか。
内面を描こうとしているのが、非常によく伝わってくるけれど、本当に心の底にあるものはなかなか掴みきれない感じだった。果たして、どんな思いが潜んでいるのか。
・高精度化していくモビルスーツ
ガンダムと言えば、モビルスーツ同士の戦いが見せ場。そんなイメージを持って鑑賞していると、この作品ではちょっと違った印象を受ける。戦場が地球上ということもあり、昔で言うドダイに乗ってモビルスーツが飛び交っていく。
そこに現れるΞガンダム。変形タイプではなく、モモンガのような袋を持っているような感じのガンダム。ハサウェイがΞガンダムに乗って、土管のようなものの中から姿を現して、地球連邦軍のペーネロペーと戦う。
ガンダムの姿を楽しむと言うよりはスピード感を楽しむ感じの戦闘シーン。だいぶ様相が変わったと感じる。
ハサウェイとギギ、ケネスがどのように今後関わっていくのか、そんな想いを抱かせる作品でした。
鑑賞日:2021年6月11日
皆様の感想ぜひお聞かせください。
それでは、また次回!
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